Vtuber向けPC コスパ重視なら押さえるべきポイント

目次

Vtuber活動に必要なPCスペックの本質

Vtuber活動に必要なPCスペックの本質

配信とトラッキングの同時処理が鍵

Vtuber活動では3Dモデルのトラッキング、配信ソフトのエンコード、ゲームプレイの3つを同時に処理する必要があります。

この3つの処理を快適に動かすには、CPU性能とグラフィック性能のバランスが特に重要になってきます。

コスパを重視するなら、配信の種類によって必要スペックを見極めることが最優先です。

雑談配信メインなのか、ゲーム実況メインなのか、歌ってみた動画の編集もするのかで、投資すべきパーツの優先順位が大きく変わってしまいますよね。

私がこれまで多くのVtuberさんのPC構成を見てきた経験から言えるのは、「とりあえずハイスペック」という考え方は予算の無駄遣いになりがちだということです。

月に数回しか配信しないのにRTX5090を搭載したマシンを組む必要はほとんどないでしょう。

トラッキングソフトが要求する処理能力

VTube StudioやLuppetといったトラッキングソフトは、Webカメラからの映像をリアルタイムで解析し、表情や頭の動きを3Dモデルに反映させます。

この処理にはCPUの演算能力が使われるため、配信中にCPU使用率が常に高い状態になることが分かっています。

さらに配信ソフトのOBS Studioでエンコードを行う場合、CPUエンコードを選択するとCPU負荷がさらに上昇します。

ここでグラフィックボードのエンコーダー機能を活用すれば、CPU負荷を大幅に軽減できるわけです。

CPUは配信の心臓部

CPUは配信の心臓部

コア数とスレッド数の実用性

Vtuber向けPCのCPU選びでは、コア数とスレッド数が多いモデルを選んだ方がいいでしょう。

トラッキング、配信エンコード、ゲーム処理、Discord通話、ブラウザでのコメント確認など、複数のアプリケーションを同時に動かす場面が当たり前になっています。

Core Ultra 7 265Kは8つのPコアと12のEコアを搭載し、合計20コア20スレッドという構成でマルチタスク性能に優れています。

価格と性能のバランスを考えると、Vtuber活動において最もコスパが良い選択肢といえます。

AMD派の方にはRyzen 7 9700Xが魅力的な選択肢になります。

8コア16スレッドという構成ながら、Zen5アーキテクチャの高いIPC性能により、配信中のトラッキング処理も快適にこなせる性能を持っています。

ゲーム配信するならX3Dモデルも視野に

ゲーム実況をメインにするVtuberさんなら、Ryzen 7 9800X3Dを検討する価値があります。

3D V-Cacheと呼ばれる大容量キャッシュを搭載しており、ゲームのフレームレートが通常モデルより10〜20%向上することもあるのです。

ただし価格はRyzen 7 9700Xより1万5千円ほど高くなります。

雑談配信や歌配信がメインなら、この価格差をグラフィックボードやメモリに回した方が総合的な快適性は上がるでしょう。

予算に余裕があり、最新のAAAタイトルを高画質で配信したいという方にはRyzen 9 9950X3Dという選択肢もあります。

16コア32スレッドという圧倒的なマルチスレッド性能と3D V-Cacheの組み合わせは、動画編集も含めたクリエイティブ作業全般で威力を発揮します。

人気PCゲームタイトル一覧


ゲームタイトル 発売日 推奨スペック 公式
URL
Steam
URL
Street Fighter 6 / ストリートファイター6 2023/06/02 プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ
2025/02/28 プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ
2020/11/05 プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン
2024/10/25 プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
黒神話:悟空 2024/08/20 プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750
公式 steam
メタファー:リファンタジオ 2024/10/11 プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380
メモリ: 8 GB RAM
公式 steam
Call of Duty: Black Ops 6 2024/10/25 プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT
メモリー: 12 GB RAM
公式 steam
ドラゴンボール Sparking! ZERO 2024/10/11 プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64
メモリ: 16 GB RAM
公式 steam
ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE 2024/06/21 プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー
2024/07/02 プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Cities: Skylines II 2023/10/25 プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ドラゴンズドグマ 2 2024/03/21 プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700
メモリー: 16 GB
公式 steam
サイバーパンク2077:仮初めの自由 2023/09/26 プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
ホグワーツ・レガシー 2023/02/11 プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
TEKKEN 8 / 鉄拳8 2024/01/26 プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
Palworld / パルワールド 2024/01/19 プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070
メモリー: 32 GB RAM
公式 steam
オーバーウォッチ 2 2023/08/11 プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク
2022/01/13 プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
BIOHAZARD RE:4 2023/03/24 プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam
デッドバイデイライト 2016/06/15 プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上
メモリー: 8 GB RAM
公式 steam
Forza Horizon 5 2021/11/09 プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590
メモリー: 16 GB RAM
公式 steam

Intel vs AMD どちらを選ぶべきか

答えはシンプル。

配信ソフトでCPUエンコードを使う予定ならIntel、グラフィックボードのエンコーダーを使うならAMDという考え方が基本になります。

IntelのCore Ultraシリーズは、Quick Syncという優秀なハードウェアエンコーダーを内蔵しており、CPU負荷を抑えながら高品質な配信が可能です。

一方でAMD Ryzenシリーズは純粋なCPU性能が高く、トラッキングソフトの処理やゲームのフレームレート向上に貢献します。

私の経験上、初めてVtuber活動を始める方にはCore Ultra 7 265KFをおすすめしています。

Fモデルは内蔵グラフィックスが省かれているため価格が抑えられており、どのみち別途グラフィックボードを搭載するVtuber向けPCでは問題になりません。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 42777 2466 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42532 2270 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 41569 2261 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 40867 2359 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38351 2079 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38276 2050 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37049 2357 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37049 2357 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35430 2198 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35290 2236 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 33552 2209 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 32699 2239 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32334 2103 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32224 2194 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29074 2041 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28365 2157 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28365 2157 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25293 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25293 2176 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 22944 2213 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 22932 2093 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 20726 1860 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19385 1938 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17621 1817 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 15947 1779 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15194 1983 公式 価格

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EKC

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EKC
【ZEFT Z55EKC スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EKC

パソコンショップSEVEN SR-u7-6070N/S9

パソコンショップSEVEN SR-u7-6070N/S9
【SR-u7-6070N/S9 スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P10 FLUX
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN SR-u7-6070N/S9

パソコンショップSEVEN ZEFT Z59M

パソコンショップSEVEN ZEFT Z59M
【ZEFT Z59M スペック】
CPUIntel Core Ultra9 285K 24コア/24スレッド 5.70GHz(ブースト)/3.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCorsair FRAME 4000D RS ARGB Black
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z59M

パソコンショップSEVEN ZEFT R59ABF

パソコンショップSEVEN ZEFT R59ABF
【ZEFT R59ABF スペック】
CPUAMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 7900XTX (VRAM:24GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製)
ケースCoolerMaster COSMOS C700M
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi
電源ユニット1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R59ABF

グラフィックボードは配信品質を左右する

グラフィックボードは配信品質を左右する

エンコーダー性能が配信の質を決める

グラフィックボードを選ぶ際、ゲーム性能だけを見て判断するのは面倒、そんな不満を解決するのがエンコーダー性能への注目です。

NVIDIAのGeForce RTX 50シリーズに搭載されているNVENCエンコーダーは、CPUに負荷をかけずに高品質な配信を実現できます。

GeForce RTX5060Tiは、Vtuber活動において最もコストパフォーマンスに優れたグラフィックボードといえます。

フルHD解像度でのゲーム配信なら充分な性能を持ち、NVENCエンコーダーによる高品質な配信も可能です。

価格は5万円前後で、この価格帯でVtuber活動に必要な機能がすべて揃っているのは驚きのひとことです。

DLSS 4にも対応しているため、重いゲームでもAIによるフレーム生成技術を使えば快適なフレームレートを維持できます。

解像度別の推奨グラフィックボード

フルHD配信がメインならGeForce RTX5060Tiで必要十分。

WQHD解像度でのゲーム配信を考えているならGeForce RTX5070が適切な選択になります。

4K配信や複数のゲームを最高画質で楽しみたいという方には、GeForce RTX5070Tiをおすすめします。

GDDR7メモリを搭載し、メモリ帯域幅が大幅に向上しているため、高解像度でのゲームプレイと配信を同時に行っても余裕があります。

AMD Radeonシリーズも選択肢に入りますが、配信用途ではNVIDIAのNVENCエンコーダーの方が品質と安定性で優位に立っています。

ただしRadeon RX 9070XTは価格対性能比が優れており、ゲーム性能を最優先する場合には検討する価値があるでしょう。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 48367 101934 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 31937 78073 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 29952 66760 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 29876 73425 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 26983 68929 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26330 60239 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 21804 56800 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 19787 50483 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16451 39372 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 15888 38200 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 15751 37977 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14542 34920 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13652 30859 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13115 32361 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10750 31742 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10580 28585 115W 公式 価格

VRAMは8GBで足りるのか

結論から言えば、フルHD配信なら8GBで充分ですが、WQHD以上を視野に入れるなら12GB以上を選んだ方がいいでしょう。

GeForce RTX5060Tiは8GBモデルと16GBモデルが存在し、価格差は1万円程度です。

最新のゲームタイトルは高画質設定でVRAM使用量が8GBを超えるケースも増えてきました。

配信中はOBS StudioやトラッキングソフトもVRAMを使用するため、余裕を持った容量を確保しておくと安心です。

私自身、以前8GBモデルを使用していた際に、Apex LegendsとVTube Studioを同時起動したらVRAM不足の警告が出た経験があります。

それ以降は12GB以上のモデルを推奨するようになりました。


メモリは32GBが新しい標準

メモリは32GBが新しい標準

16GBでは不足する理由

「16GBあれば充分でしょ?」と疑問に思った方もいるかもしれませんが、Vtuber活動では複数のアプリケーションを常時起動するため、メモリ使用量が想像以上に増加します。

トラッキングソフトで2GB、OBS Studioで3GB、ゲームで8GB、ブラウザで2GB、Discordで1GBと計算すると、それだけで16GBに到達してしまいますよね。

さらにWindows自体も3〜4GBのメモリを使用するため、16GBでは明らかに不足します。

32GBのメモリを搭載することで、配信中のメモリ不足によるカクつきや、アプリケーションの強制終了といったトラブルを回避できます。

DDR5-5600の32GBキットは1万5千円前後で購入できるため、コストパフォーマンスも優れています。

デュアルチャネル構成は必須

メモリを購入する際は、必ずデュアルチャネル構成にする必要があります。

16GB×2枚の構成にすることで、メモリ帯域幅が2倍になり、CPUとメモリ間のデータ転送速度が向上するのです。

32GB×1枚という構成は避けるべきです。

価格は同じでも性能が大きく低下し、特にゲーム配信ではフレームレートの低下を招きます。

BTOパソコンを購入する際も、メモリ構成がデュアルチャネルになっているかどうかをチェックしましょう。

メーカーによってはシングルチャネル構成で出荷している可能性があるからです。

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60TP

パソコンショップSEVEN ZEFT R60TP
【ZEFT R60TP スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースNZXT H6 Flow White
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60TP

パソコンショップSEVEN ZEFT R66S

パソコンショップSEVEN ZEFT R66S
【ZEFT R66S スペック】
CPUAMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースOkinos Mirage 4 ARGB Black
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R66S

パソコンショップSEVEN ZEFT R67F

パソコンショップSEVEN ZEFT R67F
【ZEFT R67F スペック】
CPUAMD Ryzen7 7800X3D 8コア/16スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH160 PLUS Black
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R67F

パソコンショップSEVEN EFFA G09S

パソコンショップSEVEN EFFA G09S
【EFFA G09S スペック】
CPUAMD Ryzen5 8600G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake Versa H26
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
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パソコンショップSEVEN EFFA G09S

パソコンショップSEVEN ZEFT R59AZ

パソコンショップSEVEN ZEFT R59AZ
【ZEFT R59AZ スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R59AZ

メモリメーカーの選び方

BTOパソコンでメモリメーカーを選択できる場合、Micron(Crucial)かGSkillを選んでおけば間違いありません。

両社とも信頼性が高く、相性問題が発生するリスクも低いです。

Samsungのメモリも品質は高いのですが、BTOパソコンでの採用例は少なめです。

自作PCを組む場合は選択肢に入れてもいいでしょう。

安価なノーブランドメモリは避けた方が無難です。

配信中に突然ブルースクリーンが発生したり、メモリエラーでPCが再起動したりするリスクがあります。

Vtuber活動は配信の安定性が命ですから、信頼できるメーカーのメモリを選ぶことが重要になります。

ストレージは速度と容量の両立

ストレージは速度と容量の両立

システムドライブは1TB以上

ストレージ選びでは、システムドライブに最低でも1TBのSSDを搭載することをおすすめします。

Windows、配信ソフト、ゲーム、トラッキングソフトをインストールすると、あっという間に500GBを超えてしまいます。

2TBのNVMe SSDが最もコストパフォーマンスに優れた選択です。

1TBと2TBの価格差は5千円程度しかなく、容量が2倍になることを考えると2TBを選ばない手はありませんね。

Gen.4 SSDで充分な性能が得られます。

Gen.5 SSDは読み込み速度が14,000MB/sを超える製品もありますが、発熱が非常に高く、大型のヒートシンクやアクティブ冷却が必要になるため、コスパを重視するなら避けた方がいいでしょう。

録画データ保存用のストレージ戦略

配信の録画データや動画編集用の素材は、システムドライブとは別のストレージに保存することが推奨されます。

録画データは1時間で10〜20GBになることもあり、システムドライブの容量を圧迫する原因になるからです。

セカンドストレージとして2TBのSSDを追加するか、大容量が必要なら4TB以上のHDDを検討してもいいでしょう。

ただし最近はSSDの価格が下がっており、2TBのGen.4 SSDでも2万円前後で購入できます。

HDDは読み書き速度が遅く、動画編集時のプレビュー再生でカクつきが発生する可能性があります。

予算が許すならSSDで統一した方が快適性は格段に向上します。

BTOパソコンでのストレージカスタマイズ

BTOパソコンを購入する際、ストレージのメーカーを選択できるショップを選ぶことが重要です。

WD(WESTERN DIGITAL)、Crucial、キオクシアといった信頼性の高いメーカーのSSDを搭載できるかどうかで、長期的な安定性が変わってきます。

安価なBTOパソコンでは、聞いたこともないメーカーのSSDが搭載されている場合もあります。

SSDの故障は突然やってくるため、配信データや動画素材が一瞬で消失するリスクを考えると、信頼できるメーカーの製品を選ぶべきです。

冷却システムは静音性とのバランス

冷却システムは静音性とのバランス

空冷と水冷の選択基準

Core Ultra 7 265KやRyzen 7 9700XといったミドルハイクラスのCPUなら、高性能な空冷CPUクーラーで充分に冷却できます。

最近のCPUは発熱抑制が進んでおり、以前ほど大型の水冷クーラーを必要としません。

空冷CPUクーラーのメリットは、メンテナンスフリーで故障リスクが低いことです。

水冷クーラーはポンプの故障やクーラント液の劣化といったリスクがあり、数年後にメンテナンスが必要になる場合もありますが、空冷クーラーを考えると充分に静音性で不満は感じません。

配信中のマイクにファンノイズが乗るのは絶対に避けたいですよね。

そのため、静音性に優れたCPUクーラーを選ぶことが特に重要になります。

DEEPCOOLやNoctuaといったメーカーの製品は、冷却性能と静音性のバランスが優れています。


パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60YP

パソコンショップSEVEN ZEFT R60YP
【ZEFT R60YP スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60YP

パソコンショップSEVEN ZEFT R65U

パソコンショップSEVEN ZEFT R65U
【ZEFT R65U スペック】
CPUAMD Ryzen5 8500G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R65U

パソコンショップSEVEN ZEFT R61FA

パソコンショップSEVEN ZEFT R61FA
【ZEFT R61FA スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースINWIN A1 PRIME ピンク
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850I Lightning WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R61FA

パソコンショップSEVEN ZEFT R59FG

パソコンショップSEVEN ZEFT R59FG
【ZEFT R59FG スペック】
CPUAMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R59FG

ケースのエアフロー設計

CPUクーラーだけでなく、PCケース全体のエアフロー設計も配信の快適性に影響します。

前面から吸気し、背面と天面から排気する基本的なエアフローを確保できるケースを選びましょう。

ピラーレスケースは見た目が美しく、配信画面に映り込んだときの印象も良いです。

NZXTやLian Liのピラーレスケースは、強化ガラスパネルが2面または3面に配置され、内部のRGBライティングを美しく見せられます。

ただしピラーレスケースは価格が高めで、2万円以上する製品が多いです。

コスパを重視するなら、DEEPCOOLやCOOLER MASTERのスタンダードなケースでも充分な冷却性能とエアフローを確保できます。

配信部屋の環境も考慮する

夏場の配信では、PC内部の温度が上昇しやすくなります。

エアコンで室温を25度以下に保つことが理想ですが、電気代も気になるところです。

ケースファンを追加して排熱効率を上げるのも効果的です。

前面に2基、背面に1基、天面に2基という構成にすれば、高負荷時でもCPU温度を70度以下に抑えられます。

ケースファンもCPUクーラーと同様に、静音性を重視したモデルを選ぶべきです。

回転数が1200rpm以下のファンなら、配信中のマイクにノイズが乗ることもほとんどありません。

BTOパソコンと自作PCの選択

BTOパソコンと自作PCの選択

BTOパソコンのメリット

BTOパソコンの最大のメリットは、組み立ての手間がなく、保証が付いていることです。

初めてVtuber活動を始める方で、PC組み立ての経験がない場合は、BTOパソコンを選んだ方が安心でしょう。

また、BTOパソコンショップでは、パーツの相性問題を事前に検証しているため、購入後にトラブルが発生するリスクが低いです。

万が一不具合が起きても、ショップのサポートを受けられます。

人気メーカーのパーツを選択できるBTOショップなら、自作PCと同等の品質を確保できます。

CPU、グラフィックボード、メモリ、ストレージ、CPUクーラー、ケースのメーカーを指定できるショップを選ぶことが重要です。

自作PCのメリット

自作PCのメリットは、パーツ選びの自由度が高く、予算配分を細かく調整できることです。

例えば、グラフィックボードにGeForce RTX5070Tiを選び、その分ケースは1万円以下の製品にするといった柔軟な構成が可能になります。

また、将来的なアップグレードも容易です。

メモリを32GBから64GBに増設したり、ストレージを追加したりする作業が、自分で簡単に行えます。

ただし、パーツの相性問題や組み立て時のトラブルは自己責任になります。

CPUクーラーの取り付けミスでCPUが高温になったり、メモリの挿し込みが甘くて起動しなかったりするリスクもあるのです。

コスパ重視ならどちらを選ぶべきか

初めてのVtuber向けPC購入なら、BTOパソコンを選ぶことをおすすめします。

組み立ての失敗リスクがなく、保証も付いているため、配信活動に集中できます。

自作PCは、すでにPC組み立ての経験があり、パーツ選びを楽しみたい方に向いています。

価格面では自作PCの方が若干安くなる場合もありますが、工具の購入や組み立て時間を考慮すると、BTOパソコンとの差は数千円程度です。

私自身は自作PC派ですが、Vtuber活動を始めたばかりの友人にはBTOパソコンを勧めています。

配信の準備や3Dモデルの調整に時間を使った方が、活動の立ち上げがスムーズになるからです。

具体的な構成例とコスパ分析

具体的な構成例とコスパ分析

エントリー構成(予算15万円)

エントリー構成では、フルHD解像度での雑談配信や軽めのゲーム配信を想定します。

この価格帯でも、Vtuber活動に必要な基本性能は確保できます。

パーツ 製品名 価格目安
CPU Core Ultra 5 235F 3万円
グラフィックボード GeForce RTX5060Ti 8GB 5万円
メモリ DDR5-5600 32GB 1.5万円
ストレージ Gen.4 SSD 1TB 1.2万円
マザーボード B860チップセット 2万円
CPUクーラー 空冷ミドルクラス 0.5万円
電源 650W 80PLUS Bronze 0.8万円
ケース スタンダードケース 1万円

合計で約15万円の構成になります。
この構成でVTube Studioを使った雑談配信や、Apex Legends、Valorantといった軽めのゲームの配信が快適に行えます。

Core Ultra 5 235Fは14コア14スレッドという構成で、マルチタスク性能も充分です。
GeForce RTX5060Ti 8GBのNVENCエンコーダーを活用すれば、CPU負荷を抑えた高品質配信が実現できます。

ミドルレンジ構成(予算25万円)

ミドルレンジ構成では、WQHD解像度でのゲーム配信や、動画編集も視野に入れた構成になります。

この価格帯が最もコストパフォーマンスに優れており、多くのVtuberさんにおすすめできる構成です。

パーツ 製品名 価格目安
CPU Core Ultra 7 265KF 5.5万円
グラフィックボード GeForce RTX5070 12GB 8万円
メモリ DDR5-5600 32GB 1.5万円
ストレージ Gen.4 SSD 2TB 2万円
マザーボード Z890チップセット 3万円
CPUクーラー 空冷ハイエンド 1万円
電源 750W 80PLUS Gold 1.5万円
ケース ミドルクラスケース 1.5万円

合計で約24万円の構成です。
Core Ultra 7 265KFは20コア20スレッドという強力なマルチスレッド性能を持ち、配信中のトラッキング処理、エンコード、ゲームプレイを余裕でこなせます。

GeForce RTX5070は12GBのVRAMを搭載し、WQHD解像度でのゲーム配信でもVRAM不足に陥ることがありません。
DLSS 4のフレーム生成技術により、重いゲームでも高フレームレートを維持できます。

ハイエンド構成(予算35万円)

ハイエンド構成では、4K解像度での配信や、最新のAAAタイトルを最高画質で楽しみたい方向けの構成になります。

動画編集やサムネイル制作といったクリエイティブ作業も快適に行えます。

パーツ 製品名 価格目安
CPU Ryzen 9 9950X3D 10万円
グラフィックボード GeForce RTX5070Ti 16GB 12万円
メモリ DDR5-5600 64GB 3万円
ストレージ Gen.4 SSD 2TB×2 4万円
マザーボード X870チップセット 3.5万円
CPUクーラー 簡易水冷360mm 2万円
電源 850W 80PLUS Gold 2万円
ケース ピラーレスケース 2.5万円

合計で約39万円の構成です。
予算を若干オーバーしていますが、この構成なら今後数年間は最新ゲームの配信にも対応できます。

Ryzen 9 9950X3Dは16コア32スレッドに加えて3D V-Cacheを搭載し、ゲーム性能とマルチスレッド性能の両方で最高クラスの性能を発揮します。
GeForce RTX5070Ti 16GBは、4K解像度でのゲーム配信でも余裕のある性能です。

メモリを64GBに増やすことで、動画編集ソフトのDaVinci ResolveやAdobe Premiere Proでの作業も快適になります。
複数のタイムラインを開いたり、エフェクトを多用したりしても、メモリ不足によるフリーズが発生しません。

配信ソフトの設定とハードウェアの関係

配信ソフトの設定とハードウェアの関係

OBS Studioのエンコーダー設定

OBS Studioでは、エンコーダーの選択が配信品質と負荷のバランスを決定します。

GeForce RTX 50シリーズを搭載している場合、エンコーダーは「NVIDIA NVENC H.264」を選択するのが基本です。

ビットレートは配信プラットフォームの推奨値に従いましょう。

YouTubeなら6000kbps、Twitchなら6000kbps、ニコニコ生放送なら6000kbpsが推奨されています。

プリセットは「Quality」を選択すれば、画質と負荷のバランスが取れます。

「Max Quality」にすると画質は向上しますが、エンコード負荷が増加し、古いグラフィックボードでは配信が不安定になる可能性があります。

トラッキングソフトの負荷軽減

VTube Studioの設定で、フレームレートを60fpsから30fpsに下げることで、CPU負荷を軽減できます。

視聴者側から見て、30fpsでも違和感を感じることはほとんどありません。

表情トラッキングの精度設定も、負荷に影響します。

「高精度」モードは表情の細かい動きまで反映できますが、CPU使用率が10〜15%上昇します。

配信中にCPU使用率が90%を超えるようなら、「標準」モードに下げることを検討しましょう。

背景の透過処理もCPU負荷の原因になります。

グリーンバックを使用せず、AIによる背景除去機能を使っている場合、CPU使用率が大幅に上昇します。

可能であればグリーンバックを導入した方が、PC負荷を抑えられます。

ゲーム側の設定調整

配信中のゲーム設定は、通常プレイ時よりも1段階下げることをおすすめします。

例えば、普段は「最高」設定でプレイしているゲームを、配信時は「高」設定にすることで、グラフィックボードの負荷を軽減できます。

フレームレート制限も重要です。

144Hzモニターを使用していても、配信中はゲームのフレームレートを120fpsに制限することで、グラフィックボードの余力を配信エンコードに回せます。

垂直同期(V-Sync)はオフにしましょう。

垂直同期をオンにすると入力遅延が発生し、FPSゲームなどでは操作感が悪化します。

代わりにNVIDIA Reflex機能を有効にすることで、低遅延を維持しながら快適なゲームプレイが可能になります。

周辺機器への投資も忘れずに

周辺機器への投資も忘れずに

マイクとオーディオインターフェース

Vtuber活動では、音声品質が視聴者の満足度に直結します。

PC本体に予算を使い切ってしまい、マイクが安物になってしまうのは本末転倒です。

最低でも1万円以上のコンデンサーマイクを用意しましょう。

Audio-TechnicaのAT2020やRodeのNT-USBといった定番製品なら、クリアな音声を収録できます。

オーディオインターフェースを導入すると、さらに音質が向上します。

YAMAHAのAG03やSteinbergのUR22Cといった製品は、2万円前後で購入でき、ノイズの少ない高品質な音声入力が可能です。

Webカメラとトラッキング精度

顔トラッキングの精度は、Webカメラの性能に大きく依存します。

安価なWebカメラでは、暗い部屋での認識精度が低下したり、表情の細かい動きを捉えられなかったりします。

LogicoolのStreamcam C980やBrio 500といった製品は、1080p 60fpsの高解像度撮影に対応し、顔認識の精度も高いです。

価格は1.5万円前後ですが、トラッキング品質の向上を考えると投資する価値があります。

照明環境も重要です。

リングライトを導入することで、顔全体を均一に照らし、トラッキング精度を向上させられます。

3千円程度のリングライトでも充分な効果が得られます。

モニターは配信効率に影響する

デュアルモニター環境を構築することで、配信効率が大幅に向上します。

メインモニターでゲームやトラッキング画面を表示し、サブモニターでOBS Studioの配信画面やコメント欄を表示する使い方が一般的です。

メインモニターは144Hz以上のリフレッシュレートを持つゲーミングモニターが適しています。

サブモニターは60Hzの一般的なモニターで充分です。

解像度はメインモニターがWQHD(2560×1440)、サブモニターがフルHD(1920×1080)という組み合わせがバランス良いでしょう。

メインモニターを4K解像度にすると、ゲーム側の負荷が大幅に増加し、配信中のフレームレートが低下する可能性があります。

電源容量と将来のアップグレード

電源容量と将来のアップグレード

必要な電源容量の計算

電源容量は、搭載するパーツの消費電力を合計し、その1.5倍程度を目安にします。

Core Ultra 7 265KFの消費電力が125W、GeForce RTX5070が220W、その他のパーツで100Wとすると、合計445Wです。

この場合、650W以上の電源を選べば充分な余裕があります。

ただし、将来的にグラフィックボードをアップグレードする可能性を考えると、750W以上の電源を選んでおいた方が安心です。

80PLUS認証のグレードは、Gold以上を選びましょう。

Bronze認証の電源は変換効率が低く、発熱も大きくなります。

電気代の差を考えると、数年使用すればGold認証との価格差は回収できます。

アップグレードの優先順位

Vtuber向けPCを使い続けていると、性能不足を感じる場面が出てきます。

その際、どのパーツからアップグレードすべきかを知っておくことが重要です。

最優先でアップグレードすべきはグラフィックボードです。

ゲーム性能と配信品質の両方に直結するため、投資効果が最も高いパーツといえます。

次にメモリの増設を検討しましょう。

32GBから64GBに増やすことで、動画編集やマルチタスク時の快適性が向上します。

メモリ増設は比較的簡単で、BTOパソコンでも自分で作業できます。

CPUのアップグレードは最後です。

CPUを交換する場合、マザーボードも同時に交換が必要になるケースが多く、費用対効果が低くなります。

最初の構成でCore Ultra 7 265KFやRyzen 7 9700Xを選んでおけば、数年間はCPU性能で困ることはないでしょう。

長期的なコストパフォーマンス

PC本体の寿命は、適切なメンテナンスを行えば5年以上使用できます。

ただし、グラフィックボードは3年程度で性能不足を感じる可能性が高いです。

最初から最高スペックのPCを購入するよりも、ミドルレンジの構成で購入し、3年後にグラフィックボードをアップグレードする方が、トータルコストは抑えられます。

例えば、最初にGeForce RTX5070を搭載したPCを25万円で購入し、3年後に最新のミドルハイグラフィックボードに8万円で交換する戦略です。

最初から35万円のハイエンドPCを購入するよりも、常に新しい技術の恩恵を受けられます。

BTOパソコンショップの選び方

BTOパソコンショップの選び方

カスタマイズの自由度で選ぶ

BTOパソコンショップを選ぶ際、カスタマイズの自由度が高いショップを優先しましょう。

CPU、グラフィックボード、メモリ、ストレージだけでなく、CPUクーラーやケースのメーカーまで選択できるショップが理想的です。

一部のBTOショップでは、グラフィックボードのメーカーを選択できず、ショップ指定のモデルしか選べない場合があります。

グラフィックボードは同じチップでもメーカーによって冷却性能や静音性が異なるため、選択肢があるショップの方が満足度は高くなります。

メモリやストレージのメーカー指定ができるかどうかも重要なポイントです。

信頼性の高いメーカーの製品を選べることで、長期的な安定性が確保できます。

サポート体制と保証内容

BTOパソコンの保証期間は、標準で1年間のショップが多いです。

有償で3年保証に延長できるショップもあり、長期的に使用する予定なら延長保証を検討する価値があります。

サポート体制も確認しましょう。

電話サポートの受付時間が平日のみのショップと、土日祝日も対応しているショップでは、トラブル時の安心感が違います。

初期不良対応の期間も重要です。

購入後2週間以内なら無償交換というショップが一般的ですが、1ヶ月間対応してくれるショップもあります。

配信環境を整えて実際に使い始めるまでに時間がかかることを考えると、長めの初期不良対応期間があると安心です。

納期と価格のバランス

BTOパソコンの納期は、ショップやカスタマイズ内容によって大きく異なります。

即納モデルなら翌日発送のショップもあれば、フルカスタマイズだと2週間以上かかるショップもあります。

急いでVtuber活動を始めたい場合は、即納モデルから選ぶことになりますが、カスタマイズの自由度は制限されます。

納期に余裕があるなら、フルカスタマイズで理想の構成を組んだ方が満足度は高いでしょう。

価格面では、セール時期を狙うことで数万円安く購入できる場合があります。

ただし、セール品は在庫限りの場合が多く、希望の構成が選べないこともあります。

価格と構成のバランスを見極めることが重要です。

よくある質問

よくある質問

VtuberにゲーミングPCは必須ですか

ゲーミングPCという名称にこだわる必要はありませんが、グラフィックボードを搭載したPCは必須です。

トラッキングソフトと配信ソフトを同時に動かすには、一般的なオフィス用PCでは性能が不足します。

配信用と録画用でPCを分けるべきですか

予算に余裕があれば、配信用と録画用でPCを分ける構成も選択肢に入ります。

ただし、GeForce RTX5070以上のグラフィックボードを搭載したPCなら、1台で配信と録画を同時に行っても性能不足を感じることはほとんどないでしょう。

ノートPCでVtuber活動はできますか

ハイスペックなゲーミングノートPCなら可能ですが、デスクトップPCと比較してコストパフォーマンスは劣ります。

同じ予算なら、デスクトップPCの方が高性能な構成を組めます。

また、ノートPCは冷却性能が低く、長時間の配信で熱暴走のリスクがあります。

中古PCや中古パーツは避けるべきですか

グラフィックボードやCPUの中古品は、マイニングや長時間使用による劣化のリスクがあるため、避けた方が無難です。

特にグラフィックボードは配信の要となるパーツですから、新品を購入することをおすすめします。

メモリやストレージは比較的故障リスクが低いため、信頼できる販売元からなら中古品でも問題ありません。

配信を始めてから追加で必要になるものはありますか

マイクアームやポップガード、防音材といった音響関連の機材が追加で必要になる場合があります。

また、配信の見栄えを良くするためのRGBライトや、グリーンバックも検討する価値があります。

これらの周辺機器に3〜5万円程度の予算を確保しておくと安心です。

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