FF XIV向けゲーミングPCでCPU性能を実際に試してみて分かったこと
Core UltraとRyzen、プレイ中に感じた手触りの差
ただ、その瞬間の印象だけで済ませるには物足りなさが残り、日々のプレイを重ねる中で小さな違いが積み重なり、そこから全体の体験をどう形づくっていくのかを実感したのです。
そして私なりに強く思ったのは、プレイスタイル次第で鮮やかに優劣が見えてくる現実でした。
Core Ultraについて言えば、まずその安定感です。
混雑した都市エリアで視点をぐるぐる振り回しても映像がカクつくような気配はほとんどなく、数時間続けていてもリズムを壊されることがありません。
例えるなら、定速で静かにトンネルを抜けていく新幹線に乗っているときのような感覚。
一方でRyzenはキャラクターの違いを示しました。
特にX3Dキャッシュモデルでは、大人数が入り乱れて派手なエフェクトが空を覆う24人レイドでも、意外なほど踏ん張って最低fpsをがっちり守ろうとする。
そのときに「お、まだ視界に余裕があるじゃないか」と思えた瞬間の心強さを、私は今もよく覚えています。
正直、平時の小さな戦闘では両者の差はあまり気になりません。
しかし大規模戦闘の火ぶたが切られた時に現れる安定感は、舞台裏で黙々と支える職人そのものでした。
頼もしい。
これは想像していた以上にうれしい要素です。
Ryzenは負荷が増えれば当然ファンの音も大きくなります。
それでも温度管理そのものは的確で、熱暴走の心配は皆無でした。
つまり聞こえる音をどう捉えるのか、という割り切りの話になるわけです。
私は夜中に遊ぶことが多いので、結局「静けさ」を優先したくなってしまいました。
素直な気持ちです。
起動の速さについてもCore Ultraがわずかに優位に立ちました。
電源を入れてからログイン画面に到達するまでが短く、これが毎日の積み重ねになるので意外と大きい差になっていくのです。
対してRyzenは目立った速度の優位というよりも、極端に負荷がかかる大規模バトルにこそ強みを見せ、その場面でビクともしない実力を感じさせます。
だから自然と「日常の細かな快適さで選ぶか、それとも特別な盛り上がりで選ぶか」という基準が生まれてくるのです。
私が導いた答えを整理すると、普段の生活に溶け込むように遊びたいならCore Ultra、大人数でイベントを楽しみたいならRyzen。
実際、そう思って線を引いた瞬間、おそらく多くの人も同じように頷くのではないかと感じました。
安定を支える力と、爆発を支える力。
それは足りない部分をお互いに補っているようで、興味深い関係性に見えてきたのです。
その未来を見据えると、「多少のファン音を許容してでも将来に備えるのか、今の段階で得られる心地よさを大切にするのか」という視点も生まれます。
私自身は長期的な余裕という意味でRyzenの伸びしろに惹かれますが、一方で平日の夜に疲れた体を癒す時間の相棒となるのは、やはり静かなCore Ultraの存在でした。
どちらに決めても後悔しないはずだと分かっていながら、やっぱり悩ましい。
確信して言えるのは、選ぶCPUがどちらであってもFF XIVを満足して楽しめることです。
その上で必要なのは、自分が静けさと一対一で向き合いたいのか、あるいは仲間と騒がしい戦闘を分かち合いたいのかを自分自身に問いかけることだけ。
その答えさえ見えれば迷うことはないと思います。
重要なのは優先順位です。
今回の比較から私が学んだのは、性能の数字に目を奪われるよりも、自分の暮らし方を丁寧に振り返ることの方がよほど大切だということでした。
どれほど優れたパーツであってもライフスタイルにそぐわなければ満足感にはつながらないのです。
だから私が最後に残した問いは「遊びは日常か、それとも非日常か」。
その軸で選ぶことが本当の答えなのだと感じました。
それこそが私の暮らしと遊びを豊かにしてくれる判断だと、素直に納得しています。
クロックよりもコア数の多さが効いたと感じた場面
ソロで探索している場面や少人数での冒険であれば、正直そこまで大きな違いは出ません。
クロックさえしっかりしていれば十分に快適に動いてくれます。
ただ一歩踏み出して、人が集まる街や大規模なボス戦に入った瞬間、その差はごまかせないほど大きくなる。
そこではっきりと「コア数の余裕」が快適に遊べるかどうかの分かれ目になるのです。
特に印象深いのは、マーケットボード周辺での人混みの場面です。
以前8コアCPUを使っていたときは、フレームが落ち込む瞬間に妙な緊張感を覚え、内心「また来たか」とため息交じりでした。
ところが12コアのCPUに切り替えた日、その景色はまるで別の世界のように滑らかに流れ出したんです。
それまで頭の片隅にあった不安がスッと消えて、気づいたら呼吸まで楽になっていました。
あれは本当に忘れられない体験です。
「え、ここまで違うの？」と呟いてしまったほどで、あの瞬間に初めてコア数の真の意味を理解しました。
CPUの利用率を眺めていても、その差は歴然でした。
8コアのときは人が一気に集まるとリソースが振り切れてしまい、映像が引っかかり慌てる。
仲間から突然チャットが飛んできたときも、余裕をもって返せる。
この小さな違いが気持ちの持ち方にまで響いてくるのだから不思議です。
少し大げさかもしれませんが、自分自身の集中力や楽しみ方まで変わってしまうのです。
私は若い頃から長くゲームを親しんできましたが、最近つくづく感じるのはクロック性能を追うだけでは限界があるということです。
今のCPUは単なる周波数の高さではなく、効率的に働く複数のコアを組み合わせて全体の力を引き出す方向に進化しています。
特にMMORPGのように負荷がぐっと高まる瞬間、その一瞬を救ってくれるのは圧倒的に「コア数の支え」です。
視点を変えれば、安心して遊ぶための生命線とも言えます。
Core Ultra 7 265Kを触ったとき、私はその安定感に心底うならされました。
街の中心でも動作が淀まず、まるで負荷が水のように自然に流れていく。
おかげで余計なことを考えず、仲間との協力や会話に没頭できた。
正直言って、こんなに安心しきって遊べたのは久しぶりで、思わず「やっと落ち着いて遊べる環境に出会えたな」と独り言まで漏れてしまったほどです。
ここで私は確信しました。
コア数を甘く見てはいけない、と。
もちろんクロック性能も重要です。
軽い場面ではクロックが高い方が気持ち良い滑らかさを支えてくれるのは事実です。
でも言ってしまえばそれは最低限の安定であり、本当に効いてくるのは「勝負時」に踏ん張れるかどうか。
その耐久力こそが、結局最後にはプレイヤー自身の体験を左右します。
最近Ryzen 7 9800X3Dを試したときにも驚きました。
高クロックだけを売りにするのではなく、キャッシュとコア数をうまくかみ合わせて負荷を軽く受け流してくれる。
そのおかげで難易度の高いバトルでも余裕を持って次の行動を考えられる。
ゲームの進行が滞らない安心感は、純粋に遊ぶ楽しさに直結します。
やっぱり設計段階から「どう快適に遊べるか」を考え抜いているんだなと感心しました。
それに私は趣味だけでなく仕事でローカルのAIを扱ったときも同じ実感を持ちました。
並列処理が効いていない環境では待たされ続けて疲れるばかりですが、多コアであれば流れるように進みます。
だからこそ「分散できる設計は人の体験を豊かにする」という考えが、プライベートでもビジネスでもまっすぐ染み込んできました。
最終的に私が強く伝えたいのは、FF XIVのようにプレイヤーが集まるゲームを快適に楽しみたいなら、CPU選びは「コア数」を重視すべきだということです。
普段の軽い場面では確かに何でも問題なく動きますが、人が一気に集まった瞬間に差は必ず出ます。
そこできちんと安定して遊べるかどうかは、長く遊び続けたい人にとっての分水嶺になるのです。
人が集まる街の風景を穏やかに体験したいなら、8コア以上、できれば12コアあれば安心できます。
これはベンチマークの数値以上の価値があります。
だから私は声に出して伝えたい。
ゲーミングPCを選ぶとき、単純にクロックの高さだけを追いかけてはいけません。
コア数がもたらしてくれる安定が、どれほど自分のゲーム体験を変えてくれるか。
それを知ったとき、きっとあなたの選び方は変わります。
安心感。
信頼できる相棒。
それが多コアCPUなのです。
だから私は断言します。
ゲーミングを心から楽しみたいのなら、迷わずコア数を意識してください。
その安定は、想像以上にあなたの未来の時間を心豊かにしてくれるはずです。
最新CPU性能一覧
| 型番 | コア数 | スレッド数 | 定格クロック | 最大クロック | Cineスコア Multi |
Cineスコア Single |
公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 9 285K | 24 | 24 | 3.20GHz | 5.70GHz | 42777 | 2466 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 42532 | 2270 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X3D | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 41569 | 2261 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900K | 24 | 32 | 3.20GHz | 6.00GHz | 40867 | 2359 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X | 16 | 32 | 4.50GHz | 5.70GHz | 38351 | 2079 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X3D | 16 | 32 | 4.20GHz | 5.70GHz | 38276 | 2050 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265K | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37049 | 2357 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265KF | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37049 | 2357 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 9 285 | 24 | 24 | 2.50GHz | 5.60GHz | 35430 | 2198 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700K | 20 | 28 | 3.40GHz | 5.60GHz | 35290 | 2236 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900 | 24 | 32 | 2.00GHz | 5.80GHz | 33552 | 2209 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.60GHz | 32699 | 2239 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700 | 20 | 28 | 2.10GHz | 5.40GHz | 32334 | 2103 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X3D | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.50GHz | 32224 | 2194 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7900X | 12 | 24 | 4.70GHz | 5.60GHz | 29074 | 2041 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265 | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28365 | 2157 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265F | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28365 | 2157 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245K | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25293 | 0 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245KF | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25293 | 2176 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9700X | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.50GHz | 22944 | 2213 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9800X3D | 8 | 16 | 4.70GHz | 5.40GHz | 22932 | 2093 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 235 | 14 | 14 | 3.40GHz | 5.00GHz | 20726 | 1860 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7700 | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.30GHz | 19385 | 1938 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7800X3D | 8 | 16 | 4.50GHz | 5.40GHz | 17621 | 1817 | 公式 | 価格 |
| Core i5-14400 | 10 | 16 | 2.50GHz | 4.70GHz | 15947 | 1779 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 5 7600X | 6 | 12 | 4.70GHz | 5.30GHz | 15194 | 1983 | 公式 | 価格 |
高解像度で動かしたときの最新CPUの安定ぶり
自宅で高解像度設定にしてFF XIVを動かしてみて、私がまず感じたのは「やっぱり最新CPUを選んで良かった」という安心感でした。
正直、GPUの性能ももちろん大事ですが、街中のキャラクターが集中する場面や、大人数で挑む24人レイドのように一気に負荷が高まる時、CPUに余裕があるかどうかで快適さが大きく変わるんです。
映像が止まらずに滑らかに流れていく瞬間、私の口から勝手に「これは違うぞ」と声が出ていました。
WQHDや4Kで触ると一層その差が分かります。
昔使っていたCPUではどうしてもシーンによってフレームレートが落ちて、戦闘の手応えよりカクつきに意識が持っていかれることすらありました。
それが新しいCPUに切り替えた途端、目の前の映像の滑らかさがずっと続く。
ブレが小さいからこそ映像の印象が自然で、長時間プレイ後の疲れ具合まで変わるんです。
あっさりした話に聞こえるかもしれませんが、プレイする身としては実に実感のある違いでした。
ただ、誤解してはいけないと思うのは「CPUさえ強ければ全部解決」というわけではありません。
FF XIVは場面によってCPUに負荷が寄ったりGPUが主導する展開になったりと、片方だけではどうにもならないケースがあるのです。
その中でCPUが余裕を残して耐えるかどうかが結局「楽しさが続くかどうか」に影響する。
街中を歩くときに一瞬でもカクつかない、ボス戦のど真ん中でコマ送りにならない、そうした些細な体験が後々の満足度に繋がるんだと痛感しました。
穏やかに構えていられる安心感がそこに宿るんです。
今回私はCore Ultra 7 265Kを中心にした構成を導入しました。
当初はCore Ultra 5で済ませても良いのではないかと考えていたのですが、実際に多人数コンテンツに参加したとき、思わず「いや、これは全然別物だ」と心の中で叫んでいました。
フレームを粘り強く維持する力が想像以上で、CPUが余裕を見せつけるように感じたのです。
拡張ディスクが来ても、この余裕なら焦る心配はない。
そう心から思えました。
AMDのRyzen 7 9800X3Dも試しましたが、これがまた力強い。
3D V-Cacheの効果でしょうか、大人数がひしめき合う瞬間に体感できる底力は頼もしさを覚えるレベルです。
まさに「下支えする力」と呼びたくなる存在感。
CPUが余裕を持って全体を支えているからこそ、平均値がぐっと引き上がって安定する。
その手堅さに私は妙な心地よさを覚えました。
「この安心は確かに惹かれるな」とぼそっと口にしていました。
そしてCPU選びで忘れがちなのが、発熱や消費電力の進化です。
昔は高性能CPUといえば大型クーラーが必須で、騒音との戦いが当たり前でした。
しかし今のCPUは空冷1基でも静かに収まってしまう。
深夜にファンの音を気にせず集中できるのはありがたいことです。
実際、長時間プレイをしても余計なストレスが生まれない。
これが意外に大きな差になってくると身をもって感じました。
夜の静けさの中で静かに回るPC。
その姿を見ていると、最近のEV車の走り方を思い出しました。
力を出すときは鋭く、それ以外では滑るように静か。
私はこの調和をCPUの動きと重ねてしまいました。
その経験から今の私が考えているのは、高解像度でFF XIVを快適に遊びたいなら迷わずCore Ultra 7以上、もしくはRyzen 7の上位モデルを選んでおいた方がいい、ということです。
中級のCPUでも「動く」ことは動きます。
しかし大人数コンテンツで急にフレームが落ち込むと、一気にテンションが崩れてしまうあの嫌な感覚。
心の中で「ああ、妥協しなければよかった」と後悔に近い感情が去来してしまいます。
一度その感覚を味わうと、もう油断して選ぶことが怖くなるんですね。
だから私は、最新世代の中上位CPUを選ぶことこそ、結果的に最も確実な投資だと考えています。
数字上の性能では見えにくい部分で、じわじわと快適さを底上げしてくれる。
一度その余裕を知ったら、元には戻れません。
気づけば「戻れない」と、しみじみ心でつぶやいていました。
ゲームはあくまで娯楽です。
だからこそ、余計なストレスが入り込まない環境で楽しみたい。
CPUの限界にせっかくの冒険を邪魔されてしまうのは本当にもったいない。
そう考えると最初に「妥協しない」という選択をすることが、長い目で見ればコストパフォーマンスが最も良い投資になると確信しています。
私はそう何度でも言いたいのです。
本当にそう思います。
FF XIVを快適に走らせるためのグラフィックボードの選び方
RTXとRadeonを実際に比べて見えたfpsの差
もちろんRadeonの進化も確かなものを感じましたが、決め手は「集中を削がれないかどうか」に尽きたのです。
フルHD環境ではどちらのカードも滑らかに動き、大差ないのが正直な印象でした。
RTX 5070もRadeon RX 9070XTも170?190fps前後を安定して出してくれるので、普通に遊ぶ分には快適です。
しかし実際のプレイで人の集まる都市や大規模レイドに突入すると、RTXの方が一段踏ん張れるなと感じました。
たかが10fps、されど10fps。
そこが大きいんですよ。
今度はRadeon RX 9070XTが意外な力を見せてきたのです。
FSR4の効果も加わっているのか、160fps前後で安定感がありました。
実際に私も「あ、これは悪くない」と素直に口に出していました。
こういう瞬間にRadeonの強みを感じるのです。
ただし4Kになると再びRTXの本領が出ます。
RTX 5080を使って『黄金のレガシー』の広大なフィールドを歩き回ってみましたが、100fps前後を維持してくれました。
戦闘が続くような重い場面でも大きなカクつきがなく、安心して画面に集中できましたね。
対してRadeon RX 9070XTは90fps前後が精一杯、時には80前半まで落ち込むこともありました。
数字の差以上に、その瞬間の不安定さがプレイヤーの気持ちを冷ますんです。
私はそこで「うーん、これは長時間は厳しいか」と素直に感じてしまいました。
RTXのDLSS 4は見事でした。
補間処理であることを意識させない自然な仕上がり。
UIや文字がボヤけたりにじむこともなく、普通に「これがネイティブ画質だな」と思える水準でした。
長時間プレイしていても目が疲れにくく、まさに日常的に遊ぶタイトルにおいては安心できる映像表現です。
一方でRadeonのFSR 4は細部にやや鋭さを感じる場面もあったのですが、フレーム飛びがちょこちょこと顔を出す。
そこが惜しいんですよ、本当に。
消費電力の面はRadeonにも分があります。
例えばキャラクターを拠点に置いたまま放置していた時に、Radeon RX 9060XTは驚くほど静かで発熱も控えめでした。
夜中にプレイする身としては、この静音性は大きなメリットなんです。
家族の手前、大きなファン音が響かないのは助かりますし、精神的にもゆとりを持って遊べます。
地味だけど効くポイント。
CPUやメモリとの相性も無視できません。
私が試した環境はCore Ultra 7 265KにDDR5-5600の32GBという構成でしたが、この土台がしっかりしていたからこそGPUごとの個性がはっきり見えたと思っています。
もしCPUがボトルネックになれば、せっかくのGPUの力も発揮しきれませんからね。
だから比較するにしても、ちゃんと環境を整えることは大切です。
これは本当に身をもって感じました。
フルHDやWQHDで遊ぶだけなら、コストを考えてRadeon RX 9060XTでも十分だと思います。
ただ、より高解像度や新しい拡張コンテンツを視野に入れて長期的に楽しむつもりなら、RTX 5070以上に投資する意味は大きいと考えています。
価格差を気にしても、最終的にfpsの安定がプレイ体験そのものを左右するからです。
私自身、大規模レイドなどで一瞬のカクつきが集中を切ってしまい、悔しい気持ちを味わったことがあります。
その経験から「fpsの安定こそ正義だ」と思うようになりました。
数字を比べるだけでは見落としてしまう細かい差が、没入感を大きく変えるのです。
結局のところ、私が大事にしたいのは安定して遊べる時間です。
Radeonに魅力を感じる部分があっても、「肝心なところで途切れないか」という不安が拭えなければ選べない。
だからこそ私はRTXを手に取る。
だってゲームの途中で集中を乱されるのは、何よりつらいからです。
安心感。
安定性。
フルHD・WQHD・4KでちょうどよかったGPU構成の目安
フルHDでゲームを快適に楽しむ場合、実際のところ最上位クラスのグラフィックボードは必要ありません。
私自身、長い時間プレイしてみましたが、ミドルクラスのRTX 5060 Tiで平均120fpsはしっかり保てましたし、街の大きな広場や人の集まる場面でも大きなカクつきは感じませんでした。
つまり、費用対効果を考えれば、これ以上高価なモデルに踏み込む理由は思いのほか薄いと身をもって体験しました。
肩の力が抜ける安心感。
きっとこれが一番大きな意味合いになると思います。
ただし、WQHDあたりに解像度を上げると事情は変わってきます。
このレンジではGPUの性能差が一段と際立ち、例えばRTX 5070やRadeon RX 9070といったクラスでようやく本領を発揮してくるのです。
当初、私も「ほんとうに必要だろうか」と半信半疑でした。
しかしいざ導入すると、映像の細かさが目に見えて増し、キャラクターの動きや背景の繊細な質感まで実感でき、結果的には明らかな満足につながりました。
レイドや対人戦など緊張感のある場面でも安定した描写が得られ、プレイへの集中が途切れないのはありがたいことです。
今では正直、もうこの環境を手放せないと感じています。
妥協できない世界。
さらに4Kとなれば、話は次元を変えざるを得ません。
ここで満足を得ようとすれば、RTX 5080やRadeon RX 9070 XTなどの最上位GPUに助けを借りる必要があると痛感しました。
実際に試したとき、ただ美しい映像表現を出すだけならまだしも、最低フレームレートを安定的に引き上げるにはどうしてもハイエンドに頼らないと叶いません。
しかも気をつけるべきはGPU単体ではなく全体の設計でした。
私は一度、冷却対策を甘く見て水冷の配置を怠り、クロックが下がって映像が乱れるという失敗をしたことがあります。
その時は本当に悔しく、心の底から「やってしまった」とため息をつきました。
結局、電源容量の余裕、冷却の設計、ケースのエアフロー、水冷のプッシュプルといったすべてが噛み合って初めて真の4K環境になる。
大げさなようですが、実際に体験して初めてわかった現実です。
こうして三つの解像度を比べてみると、フルHDやWQHDの価値を軽くみることはできません。
例えばWQHDでは映像が鮮明になり没入感が増して、キャラクター一人ひとりの表情まで目に入るようになります。
4Kの臨場感はさらに強烈で、まるでその世界の中に自分が入り込んだような錯覚を覚えることもあるのです。
一方でフルHDは消費電力や価格を低く抑えることができ、長時間プレイしても疲れにくい。
なるほど安心して遊べる基盤があるわけです。
割り切りの気持ちよさ。
この「ちょうどいい」という感覚は人によって変わります。
私自身はモノへの所有欲もあって4Kに手を出しましたが、冷静に考えるとWQHDあたりを中心に据えるのが実用にも理性にも合っていた気がします。
仕事との両立や配信などを考えても、WQHDはとても手頃で扱いやすかったのです。
バランスが最重要。
思い返せば、私が買い替えを考えていた時、一番悩んだのはRTX 5070にするか、それともコストパフォーマンスに優れるRX 9060 XTにするかでした。
最終的には5070を選びましたが、今振り返ると4Kを真剣に視野に入れるならもう一段階上を選ぶ方が良かったかもしれません。
グラフィック性能は余力があるほど長く使えるもので、将来負荷が重くなったときにその備えが効いてくるからです。
ただ、その時の私には正直、財布の都合という現実の壁もありました。
結局のところ私が学んだのは、フルHDならRTX 5060 Tiクラス、WQHDならRTX 5070やRX 9070、4Kを見据えるならRTX 5080やRX 9070 XTが必要充分ということです。
それ以上に背伸びするのはほとんど意味がない、そう整理できます。
そこさえ押さえておけば快適な環境は確実に手に入ると実感しました。
今振り返っても強く思うのは、実体験に基づく手応えはやはり説得力を持つということです。
私は試行錯誤の末、自分にあった構成を見つけられました。
その結果として安心して好きなゲームの世界に没頭できています。
設備投資は当初こそ重荷に思えますが、その先に積み上げられる楽しさを一度味わうと、あの時の決断は決して間違いではなかったなと素直に思えるのです。
最新グラフィックボード(VGA)性能一覧
| GPU型番 | VRAM | 3DMarkスコア TimeSpy |
3DMarkスコア FireStrike |
TGP | 公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5090 | 32GB | 48367 | 101934 | 575W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5080 | 16GB | 31937 | 78073 | 360W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 XT | 16GB | 29952 | 66760 | 304W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7900 XTX | 24GB | 29876 | 73425 | 355W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 Ti | 16GB | 26983 | 68929 | 300W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 | 16GB | 26330 | 60239 | 220W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 | 12GB | 21804 | 56800 | 250W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7800 XT | 16GB | 19787 | 50483 | 263W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9060 XT 16GB | 16GB | 16451 | 39372 | 145W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 15888 | 38200 | 180W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | 15751 | 37977 | 180W | 公式 | 価格 |
| Arc B580 | 12GB | 14542 | 34920 | 190W | 公式 | 価格 |
| Arc B570 | 10GB | 13652 | 30859 | 150W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 | 8GB | 13115 | 32361 | 145W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7600 | 8GB | 10750 | 31742 | 165W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 4060 | 8GB | 10580 | 28585 | 115W | 公式 | 価格 |
ゲーミングPC おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT R61I
| 【ZEFT R61I スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM：12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Fractal Design Pop XL Air RGB TG |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z52AG
| 【ZEFT Z52AG スペック】 | |
| CPU | Intel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060Ti (VRAM：8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60BH
| 【ZEFT R60BH スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM：16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (8GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B650 チップセット MSI製 PRO B650M-A WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55AS
| 【ZEFT Z55AS スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285 24コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM：8GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS ROG Hyperion GR701 ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASUS製 ROG STRIX B860-F GAMING WIFI |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
プレイして感じたコスパが良かったモデル
派手さより安定、見栄より快適さ。
これが今の私の答えになっています。
私は十年以上、毎日のようにFF XIVを遊んできました。
そこで気付いたのは、フルHD解像度と適度なリフレッシュレートで快適に動作する構成のありがたさです。
大規模コンテンツに挑んでいるとき、一瞬のカクつきがあるかどうかで没頭できるかどうかが変わります。
「今日も気持ちよく潜ろうか」と素直に思える環境こそ、本当の意味での安心感につながります。
これ以上に大事なものはありません。
実際のところ、私はハイエンドGPUに手を出さなくても十分に満足できています。
特に落ち着きを感じたのはGeForce RTX 5060TiやRadeon RX 9060XT。
フレームレートも保ちつつ描画設定も欲張れる。
それでいて「どうせならもっと上を」と思わせる未練は薄い。
友人の家で5070を試させてもらったこともありましたが、感想は率直に言って「数字以上の感動はないな」でした。
むしろ差額を冷却や静音性に回した方が快適になると痛感しました。
CPUの選択も忘れられない経験でした。
Core Ultra 5 235に切り替えたときにまず感じたのは、全体の動きが明らかに軽くなる心地よさです。
しかしRyzen 7 9700Xに移行した瞬間、さらに一段階上の世界が広がりました。
24人レイドでエフェクトが飛び交う混戦でも、スキル操作がもたつかず、ゲームに肩の力を抜いて向き合える。
そこにDDR5の32GBメモリを組み合わせたら、ロードの速さはもはや別次元で、仲間と同時にスタートを切れる安心感すら湧いてきます。
「ああ、これがパソコンの力か」と何度もうなずいたほどです。
そしてストレージ。
新しいもの好きの私はGen5 SSDにも手を伸ばしました。
当時は「とりあえず試したい」という勢いでした。
容量も余裕があり、パッチごとに肥大化するデータにもちゃんと備えられる。
決して派手な選択肢ではないが、これが安心して使える現実的な解答でした。
実用性。
これが本当に大切です。
ケースについても学びが多くありました。
以前は全面メッシュのケースを選んだのですが、これが夏でも安定して冷やしてくれる大正解。
数時間の連戦でも熱に不安を抱かずに済む。
しかしその後、外観に惹かれてガラス張りのピラーレスケースに変えたときは、確かに所有欲は満たされたけれど、熱がこもりファンの騒音が増すという現実に直面しました。
「格好良さだけでは続けられないな」と思い知った瞬間で、今でも強く記憶に残っています。
安定した動作。
それが結局一番幸福度を高める要素なのです。
私は実際に複数の構成を比較してきたからこそ、断言できます。
極端に高いフレームレートを追っても、それはもはや自己満足であり、疲労感の方が先に立ってしまいます。
いま私が理想としている構成は、5060TiやRadeon RX 9060XTといったGPUを軸に、Ryzen 7 9700XかCore Ultra 5を合わせ、さらに32GBメモリと1TB Gen4 SSDを積んだものです。
冷却に気を配り、安定した電源を組み合わせる。
これが現実的で快適。
もちろん上位カードを載せれば数値性能は大きく伸びますが、長期的に見れば電源や冷却に予算を割いたほうがはるかにバランスが良い。
私はこの点に手応えを得ており、同じように迷っている方がいれば胸を張って勧められます。
私は40代を迎えてから、若いころとは価値観が変わりました。
昔は「せっかくだから最新を」と考えていましたが、今は「本当に快適で長続きするか」を大切にしています。
限られた時間をどう過ごすかを意識するようになったからです。
だからこそFF XIVを楽しく続ける環境を作りたいなら、見栄ではなく実際の体感を優先する姿勢が欠かせません。
背伸びは要らない。
そう感じます。
快適さこそ価値。
これが私が声を大にして伝えたい答えなのです。
FF XIV用ゲーミングPCで重視したいメモリとストレージ条件
DDR5メモリ16GBと32GBで変わったプレイ感
私は正直に言えば、実際にメモリを16GBから32GBに増設したことで、自分の考えが大きく変わったと断言できます。
期待していたほどフレームレートが爆発的に上がるというわけではありませんでしたが、それ以上に「動作が途切れず、滑らかに続くこと」に価値があるのだと実感しました。
特に多くのプレイヤーが一斉に集まるフィールドで、以前は小さなカクつきが気になる場面がよくあったのですが、それがほぼ感じなくなるだけで、心の余裕がまるで違います。
ごく小さな違いなのに、不思議と体験が驚くほど快適なものになる。
仕事でも同じです。
大きなExcelのファイルを同時に複数開くと、16GB環境ではすぐに動作が遅くなっていました。
あのイライラ、覚えている方も多いのではないでしょうか。
32GBに増設してからは、そのストレスが一気に消えていきました。
パソコンの動作に余計な不安を抱かずに済むようになっただけで、集中力が途切れることがなくなります。
結局、人間の気持ちの余裕って、こうした細部で培われるんですよね。
今回導入したのはMicronのDDR5-5600です。
以前からG.Skillを使っていましたが、入れ替えても全く違和感なくスムーズに動いてくれました。
今だから言えますが「メモリなんて16GBで十分」と考えていたころの自分は、正直ちょっと恥ずかしいです。
32GBにしてみて初めて「こんなに差があるのか」と痛感しました。
そして、この恩恵がゲームだけでは終わらないのがすごいところです。
私はプレイ中にブラウザで攻略サイトを開くこともあれば、配信用のソフトを裏で動かすこともあります。
16GBのころは同時に作業が増えると息切れするように重さを感じましたが、32GBにしてからはその心配がなくなりました。
複数の動作を並行しても機嫌を損ねない。
そうなると当然、こちらの気持ちも軽くなるんです。
動画編集も同じです。
タイムラインを操作しても再生が止まらずに直感的に扱えると、やりたいことがそのまま形になる。
これまで我慢していた細かいストレスがなくなると、仕事や趣味の生産性がここまで変わるのかと驚きました。
つまり、メモリを32GBにするという選択は、単なる「ゲーマー向けの強化パーツ」なんかではなく、働く時間も余暇の時間も両方支えてくれる基盤なんだと気づかされたのです。
長い目で見れば、生活そのものをスムーズにしてくれる投資なんだと。
以前の私は「必要になったら買い足せばいい」と軽く考えていました。
けれど、実際に大規模なゲームや人の多い街並みをプレイしてみると、その数秒にも満たない遅延が体験を大きく左右することに気づかされます。
スポーツ観戦を想像すると分かりやすいです。
カメラが頻繁に切り替わる場面で映像がもたつかず滑らかに次に移ると、視聴自体が気持ちよくなる。
あれと同じです。
小さなノイズがなくなるだけで全体の快適さが想像以上に高まるという事実に、私はとても納得しました。
戻れないんです。
近年のグラフィックカードの進化は目覚ましいですが、16GBのままだとその性能を引き出し切れない。
私は自分のお金を使ってハードを揃えるのだから、CPUやGPUに見合った環境を用意することは自然で、むしろ必須だと考えるようになりました。
やっと腑に落ちました。
FF XIVのように負荷が高く、かつ長い時間向き合うタイトルでしっかり世界に没入したいなら、32GBは必需品です。
しかし32GB環境ではそうした心配が消え、安心して長時間プレイできます。
その違いは毎日積み重なって体験全体に響くから、結局は大きな分岐点となるのです。
私は今の環境に満足していて、だからこそ声を大にして伝えたい。
安心がある。
言い換えれば、これはゲーマーだけに開かれた話ではありません。
仕事をしながら趣味も本気で楽しみたい人、あるいは動画編集や配信など幅広い用途を担いたい人にも、32GBは長い視点で考えれば確実に賢い選び方になります。
毎日の苛立ちを小さく減らし、やりたいことを止めないで取り組めるサポートとなってくれる。
私はその変化を肌で感じたからこそ、これは金額以上の価値を持つ投資だと自信を持って言い切れます。
未来への安心。
NVMe SSD Gen4とGen5を試したときのロード時間の違い
実際に自分のPCにNVMe SSDのGen4とGen5を入れ替えて試してみたとき、まず思ったのは「うーん、思ったより変わらない」という意外な感覚でした。
もちろんベンチマークの数値を見ればGen5のほうが明らかに優秀ですし、スペック表にも圧倒的な速さが並んでいます。
しかし、いざ実際のゲームプレイにおいては体感で大きな差を感じる場面はそう多くありませんでした。
ログイン直後に街に入る動作や、大人数コンテンツに突入するときの読み込みを繰り返し比べてみても、Gen4で3?4秒、Gen5で2?3秒程度。
数字としては確かに速くなっているのに、ゲームのテンポという実感のレベルでは「あれ、ほとんど変わらないな」と思わず呟いてしまいます。
年齢を重ねてきた私だからこそ、期待と現実の差がよりリアルに突き刺さる瞬間でした。
正直に言って、もっと劇的に変わるだろうと信じていました。
カタログを見れば読み込み速度14,000MB/sを誇るGen5と、その半分程度のGen4です。
数字にすれば倍の差。
それなのに、実際にはゲーム全体の体験はそこまで大きく向上していない。
この現実を受け止めたとき、私は「やっぱりゲームというものはSSD単体だけでどうにかなるものじゃないんだな」と骨身にしみました。
サーバー通信の遅延や描画処理の重さが結局ボトルネックになる。
そう気付いたとき、この結果は小さいようで実は大きな発見に感じました。
ただし、Gen5がまったく意味がなかったわけではありません。
特に新しいパッチの適用やコンテンツのリリースで、大量のデータを読み込むときは違いました。
進捗バーがいつもよりぐんぐん進み、「おおっ、終わるの早っ！」と声が出てしまったほどです。
普段の小さなロードでは感じにくいのに、大きなデータ処理の瞬間に一気に効いてくる。
そこで私は「なるほど、Gen5の意義はここにある」と納得しました。
これは性能差以上に、安心や余裕を手にできる瞬間でもあったのです。
精神的な快適さ。
これがGen5の隠れた強みです。
さらに、ゲーム以外の領域ではGen5の優位性はもっとはっきりしました。
そうした業務の場面では、Gen5が時間を短縮してくれるのを何度も実感しました。
私は普段、日常的に動画制作やバックアップを行っているので、この時短効果は非常に大きいメリットです。
誇張でもなんでもなく、毎日の小さなストレスが減り、それが仕事全体を軽やかにしてくれる。
40代の私には、この「小さな快適さの積み重ね」が思っていた以上に心に響きました。
もちろん気になる点も無視できません。
その代表が発熱です。
Gen5はとにかく熱を持ちます。
初めて試したとき「え、ここまで熱いのか」と驚愕しました。
大型のヒートシンクが必須ですし、ケースのエアフロー設計を真剣に考えなければならないレベルです。
私はピラーレスのケースを愛用しているのですが、真夏などはサイドパネルを外してしまいたくなる熱さで、思わず不安を覚えたほどです。
下手をすれば熱暴走してしまう…。
これは軽視できない大問題でした。
それと比べると、Gen4は扱いやすさが際立ちます。
さらに価格面では依然として大きな差がありますから、もしFF XIV専用という使い方に限定するのであれば、費用対効果の面から考えるとGen4が最もバランスが良いと感じています。
無理して最新を追わなくても十分に楽しめますよね。
考えてみると、今後FF XIVが段階的にグラフィックを強化していったとしても、ロード時間がSSD一本に依存する世界というのはあまり現実的ではありません。
では結局どうすべきか。
コストと安定を重視し、余計な発熱対策を避けたいならGen4で十分。
私は結果として、普段のゲームプレイはGen4を中心に据え、大容量データの扱いではGen5を組み合わせるという運用に行き着きました。
要するに、自分のスタイルに合わせて選ぶこと。
それに尽きます。
ロードをわずか1秒縮めるために追加の出費と発熱に向き合うのか、それとも安定感を大切にするのか。
その選び方に正解はありません。
ただ断言できるのは、どちらを選んでも不満だらけにはならないということです。
Gen4でも十分快適。
それでも「いや、細かいストレスすら許せない」と思う方はGen5を導入すれば満たされるでしょう。
私は、この二つにはそれぞれに魅力が確かにあると感じました。
ゲームという長く続く趣味だからこそ、自分を見つめて必要なものを冷静に選ぶ。
その判断こそが、本当の意味で満足できる環境を作る一歩になると心から思います。
私は両方を受け入れ、そのうえで自分に合った答えに落ち着けるのが一番だと信じています。
SSD規格一覧
| ストレージ規格 | 最大速度MBs | 接続方法 | URL_価格 |
|---|---|---|---|
| SSD nVMe Gen5 | 16000 | m.2 SSDスロット | 価格 |
| SSD nVMe Gen4 | 8000 | m.2 SSDスロット | 価格 |
| SSD nVMe Gen3 | 4000 | m.2 SSDスロット | 価格 |
| SSD SATA3 | 600 | SATAケーブル | 価格 |
| HDD SATA3 | 200 | SATAケーブル | 価格 |
拡張性も考えて選ぶべきストレージのチェックポイント
ストレージを選ぶときに一番大事なのは、今の必要性だけでなく、将来の自分が困らないように見据えておくことだと私は考えています。
私は過去に、必要最低限の容量だけで済むだろうと高を括り、結果としてあっという間に容量不足になり、泣く泣く追加購入をするという失敗を何度も繰り返してきました。
仕事用のパソコンでも、趣味のゲームでも同じです。
これほど馬鹿らしいことはないと、何度も痛感させられました。
たとえば以前使っていた1TBのSSD。
購入した当初は「これで十分だろう」と思い安心していました。
ところが半年もすると、残り容量が急激に減ってきて、「あれ、もう空きがないのか」と焦ったものです。
そのたびにゲームを立ち上げる前に残容量を確認する習慣がつき、その行為自体がストレスになってしまいました。
ゲームで楽しむどころか、プレイ前から不安を感じるなんて本末転倒ですよね。
たかが容量、されど容量。
積み重なる不安は、遊びそのものの姿勢をも変えてしまうと実感しました。
そうした経験から、私は容量だけでなく拡張性を重視すべきだと強く思うようになりました。
それを選んでおくだけで後からの増設が格段に楽になります。
特に最近の主流であるPCIe Gen.4 SSDは価格と性能のバランスが非常に良く、私自身は2TBモデルを選んでおけば間違いないと考えています。
もちろん最新のGen.5は速さという点で魅力的ですが、発熱やコストの問題を冷静に考えると、多くのユーザーにとって実用的ではないと感じます。
つまり、長期的に見ても心地よい選択肢はGen.4の2TBクラス。
私の中ではこの答えが揺らぐことはありません。
ただし、容量は大きければそれで安心、という単純な結論ではありません。
仕事や趣味で動画編集や配信を行う人にとっては、ゲームデータよりも録画ファイルのほうが大きな負担となることも多いからです。
実際、私はFF XIVを高画質で録画した際、わずか1日で100GB近くの容量が消えて驚愕しました。
それをきっかけに、ゲームデータ用と録画用のSSDを最初から分けて構成するようになりました。
これにより精神的にも余裕が生まれ、余計な心配をせずに済むようになったのです。
あの安心感は今も忘れられません。
後から慌てないこと。
それが結局、一番大切なんです。
そして見落とされがちなのがSSDの冷却問題です。
NVMe SSDは負荷がかかると想像以上に熱を持ちます。
私は過去にアップデート中、SSDの温度が80度に近づいたことがあり、あと数分で終わると思っていた更新が倍以上の時間を要しました。
落胆しました。
本当にがっかりです。
その後ヒートシンクやケース内のエアフローを工夫するだけで改善できると知り、自分の甘さを悔やみました。
それ以来、ストレージを選ぶときは冷却性能にも注意を払うようになったのです。
見た目のデザインも無視できません。
最近よく見るガラス張りのケースは魅力的ではありますが、排熱性能を犠牲にしてしまっては本末転倒です。
格好良さは確かに心を動かします。
でも、結局は安定して動いてくれることの方がはるかに重要なのです。
ストレージはCPUやGPUに比べれば地味かもしれませんが、ゲーム体験や日々の仕事を下支えする縁の下の力持ち。
だからこそ、見栄えと実用性のどちらを優先するか、常に冷静な判断が求められるのだと思います。
また、BTOパソコンを選ぶときに「どのメーカーのSSDを選べるか」も重要なポイントです。
私は一度、注文段階でWDやCrucialから自由に選べたときに大きな安心感を覚えました。
なぜなら、後から交換しようとすると価格や互換性の問題に悩まされる可能性が出てくるからです。
最初の積み上げが後々のストレスを軽減する。
実際に経験してみると、その重要性に気づかされます。
振り返って思うのは、どんな構成にするかで未来の快適さが決まるということです。
そして拡張スロットを残しておく。
私はこの環境を手に入れてから、ようやく落ち着いてゲームを楽しめるようになりました。
安心感。
余裕。
この二つがあるだけで、世界の見え方が本当に変わります。
40代になった今だからこそ分かるのは、派手さや最新技術に飛びつくよりも、後悔のない堅実な選択をすることの大切さです。
FF XIVの安定プレイに役立った冷却とPCケース選び
空冷と水冷を比べて感じた冷却性能と静音性の違い
FF XIVを快適に楽しむうえで、冷却性能と静音性のどちらを優先するべきかという点は、私にとって長年の悩みでもありました。
高性能なパーツを揃えても熱で不安定になれば意味がなく、逆に冷却を優先してもファンのうるささで集中が削がれてしまう。
結局、安定性と静けさ、この二つのバランスがすべてを左右するのだと強く思うようになったのです。
私は空冷と水冷の両方を自分の環境で試してきましたが、端的に言えばどちらが良いかは「どう遊ぶか」で決まると感じています。
平日夜に仕事を終えて、軽くログインして遊ぶぐらいなら空冷で十分です。
ファンとヒートシンクだけというシンプルさが心強く、余計な心配をせずに使える安心感がある。
最初に大型の空冷を導入したとき、「ああ、これなら長く安心して使える」とホッとしたのを覚えています。
こういう感覚は、多少大げさに聞こえるかもしれませんが、40代になって仕事でも家庭でも毎日やることが山積みの中では本当に大事なんですよ。
ただし、空冷の限界もはっきり感じました。
休日に長時間レイドへ挑戦すると、ファンの音が徐々に気になりはじめるんです。
熱暴走まではいかなくとも、耳元で響く風切り音が微妙に集中を妨げる場面は確かにある。
仕事で疲れた頭を解放するために遊んでいるのに、雑音に気を取られるのは正直しんどいんですよね。
そんなときに水冷に切り替えたら、やっぱり違いました。
高負荷で長時間遊んでいても、ラジエータがしっかり熱を外へ逃がしてくれるので、CPUもGPUも落ち着いたまま動く。
その冷却力の余裕を実感する瞬間、「これは頼りになるな」と思わずつぶやいてしまったくらいです。
それに、ファンの回転数を抑えられるため音もぐっと静かになる。
深夜に集中して遊んでいるのに、PCの存在を忘れるぐらい静かだったこともありました。
もちろん水冷にも弱点はあります。
ポンプ音が完全になくなることはなく、静かな夜には「コトコト」という小さな音が耳に届いてしまうことがありました。
それが気になりだすと妙に意識してしまうんです。
それに加えて、設置のハードルは空冷に比べて高い。
私は一度、ガラスパネルのケースに240mmラジエータを入れようとして、配管の取り回しで頭を抱えましたよ。
最初は汗をかくぐらい苦労しましたが、完成後の見た目は想像以上に映えて、努力の甲斐があるなと感じました。
そうはいっても、静音性重視なら間違いなく水冷です。
ある夜、深夜に長時間プレイしていたとき、音がなさすぎて「これ大丈夫か？」と不安になり、PCに耳を近づけたことがありました。
そのときの無音に近い環境は、仕事で疲れ切った一日の最後に、気持ちを解きほぐすような癒しをもたらしてくれました。
普段の作業中でも静かさはありがたく、ゲーム以外の時間にもメリットを感じます。
ただ一度あらためて考えると、水冷は導入に勇気がいりますし、メンテナンスも避けては通れない問題です。
空冷のときの「扱いやすさ」とは比べものになりません。
私は人からアドバイスを求められたとき、「自分のプレイスタイルと、手間をかけられるかどうかで選ぶべきだ」と伝えるようにしています。
機材がいくら良くても、扱いきれなければ意味がありませんからね。
私が感じた答えはシンプルです。
短時間でライトに遊ぶなら空冷。
週末に本気で挑むなら水冷。
生活リズムや集中の仕方に応じた選び分けで十分です。
「どちらが絶対的に優れている」というものではなく、その人の暮らしや価値観に照らし合わせて決めればいいのだと思います。
なにより、自分が納得して選んだという安心感が一番大切だと信じています。
安心感。
静けさ。
結局のところ、この二つをどう天秤にかけるか。
それが40代の私にとって、FF XIVを続けるうえでの最高の判断基準になりました。
ゲーミングPC おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT R59CCA
| 【ZEFT R59CCA スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7900XTX (VRAM：24GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7400Gbps/7000Gbps Crucial製) SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7400Gbps/7000Gbps Crucial製) |
| ケース | クーラーマスター MasterBox CM694 |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R59AO
| 【ZEFT R59AO スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM：8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CA
| 【ZEFT R60CA スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM：16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster HAF 700 EVO 特別仕様 |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN EFFA G08FB
| 【EFFA G08FB スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM：16GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60BX
| 【ZEFT R60BX スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM：16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7300Gbps/6300Gbps WD製) |
| ケース | NZXT H9 Elite ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー 360L CORE ホワイト |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
エアフローの良し悪しが操作感に直結した理由
エアフローをおろそかにすると痛い目にあう。
これは、私が身をもって理解したことです。
どれだけ最新のCPUやGPUを積んでいても、ケース内に熱がこもれば性能は急激に落ちていく。
冷却が甘ければ、快適さなんてあっという間に崩れ去ります。
ゲームをしているとき、ほんのわずかな遅延や反応の重さが気になる。
その一瞬の違和感が蓄積すると、不思議と肩に力が入ってしまうんです。
以前、私はフロントメッシュ型のケースを導入したことがありました。
そのとき感じた差は本当に鮮烈でした。
特に人が多く集まるバトルや演出が派手な場面で、処理が重くなるはずなのにフレームレートが大きく落ちず、キー入力への反応も実に滑らかだった。
キャラクターが自分の指先にすぐ追随してくる感覚が心地よく、「ああ、これが本当の快適さか」と深くうなずきました。
逆に、見た目重視で側面ガラスだけのケースを試したときは、まるで真逆の体験でした。
CPU温度が10度近く跳ね上がり、たった数値的には小さな差でもプレイ中の息苦しさは別物。
ゲームが重いと感じるたびに「しまった」と心の中でつぶやいたものです。
RTX50シリーズやRadeon RX90シリーズの描画力は目を見張る進化で、フルHD環境では力余りとさえ感じられる。
けれど冷却を軽んじれば、皮肉にもその余裕そのものが快適さを壊してしまいます。
ファンが唸りを上げるほど高温になると、画面がなめらかであっても「よし、快適だ」とは言いがたい。
背後で鳴り響く轟音が気持ちを削り、気づけば集中が途切れる。
数値だけでは測れない不快感が確かにあるのです。
CPUだって例外ではありません。
省電力性能が進んだといわれる最新のCore UltraやRyzen 9000でも、高負荷が一瞬にしてかかるシーンでは熱が急上昇し、クロックダウンが発生する。
その瞬間、私は「ちょっと重いな」と感覚的に悟ります。
ゲームという非日常からスッと現実に引き戻される瞬間でもあるのです。
だからこそ、ケース内の空気の流れをどう設計するかは最も根本的な問題だと断言できます。
私には失敗の記憶もあります。
とあるとき、部屋に馴染むと思い木製パネル付きのケースを選んだのです。
確かに見た目はよかった。
しかし、夏を迎えた頃には「これは完全に選択ミスだ」と痛感しました。
風が通らずCPU温度が高止まり。
冷却ファンは常に全力で、音だけが部屋に響く。
正直、落胆でしたね。
結局、思い切って簡易水冷に切り替えたのですが、それはもう驚きの変化。
別のパソコンになったのではと疑うほど動作が軽快になった。
あの体験を経て、私の中で「冷却こそすべてだ」という価値観が定着しました。
難しいのは、デザインと実用性の両立です。
強化ガラスを多用したケースは見栄えがよい。
長時間遊ぶMMORPGのようなタイトルにおいて、外観よりも重視すべきは安定性。
数分単位のベンチマークでは測れない実力が、何時間も連続プレイするなかで露わになります。
高回転ファンの配置や風の流れを最優先で考えることが、ゲーム体験を大きく左右する。
私はそう信じています。
「FPSやMOBAみたいにシビアじゃないでしょ？」と冷ややかに言う人もいます。
それも理解できますが、現実には多人数コンテンツや派手な演出が重なると、フレームレートは急落する。
しかもロード時間の問題まである。
最新のNVMe Gen.5 SSDを積んでいても、冷却不足なら性能制御が働き、数秒の読み込み遅延に悩まされることになる。
地味ですが、あの数秒が積み重なると不思議と心を削っていくのです。
操作感の違い。
これは本当に大きい。
私は操作がもたつくと「ああ、今日はもういいかな」と肩を落とすことすらあります。
本当に楽しみにしていた時間がみるみる削られる。
逆に、冷却を整えてレスポンスが安定すれば、「よし、もう少し続けよう」と心が前に向く。
それだけでも暮らしの質は変わります。
高エアフローケースを選ぶ意味は、部品の選定にとどまらず、自分の時間をどれだけ快適に過ごすかという一点につながるのです。
最新パーツを揃えること自体は楽しい。
しかし、それだけでは決して十分ではありません。
効率的な吸気と排気、高性能ファンの配置。
それらによって得られる快適さは、スペック表の数字以上です。
それはプレイヤーの集中力を高め、ゲームの世界に深く没入させ、日々のストレスさえ和らげる効果を持つ。
だから私はエアフローの確保を軽視するなと言いたい。
せっかく高額な部品をそろえたのに、その性能を生かせないなんて、本当にもったいない。
究極的には、心からFF XIVの世界に没頭できるかどうかは、風通し次第なんです。
温度を測ってみて気づいたパーツ寿命と安定動作の関係
実際に長時間PCを使ってゲームをしていると、ある瞬間に「なんだか動きが不安定だな」と感じることがあります。
パッと見は普通に動いているのに、裏で温度が上がり続けて限界を迎えている。
そうした状況に何度も直面してきた私は、熱がパーツの寿命や快適さを大きく左右することを身をもって学びました。
そして最終的に行き着いた結論は、どんなに高性能なパーツを搭載していても冷却設計が甘ければ本当の力は引き出せない、ということです。
性能表の数値よりも、実際に長時間負荷をかけ続けたときに安定して動いてくれるかどうかが大切で、その決定要因は温度に尽きるのです。
かつて私がBTOの量産型PCを使っていた頃のことです。
標準の空冷クーラーをそのまま使っていたのですが、あるとき重要なボス戦の最中にクロックが急激に落ち、画面がカクついてしまいました。
勝負どころで声を荒げたくなってしまうほどでした。
その経験から冷却の大切さを痛感し、環境を整え直したうえで同じ場面に挑んだら、別物のような快適さが得られたんです。
「同じパソコンでここまで変わるのか」と驚くほどでした。
CPUやGPUはスペック表で注目されがちですが、安定性の本質は温度にあります。
特に90℃近くまで一瞬でも跳ね上がることがあると、ファンが急に甲高い音を立て、結果的にフレームレートが不安定になる。
ほんの少しの遅延なのに、興奮していたゲームの最中に一気に冷める。
冷やせなければ宝の持ち腐れ。
これが私の実感です。
SSDについても油断できません。
PCIe Gen.5のSSDは飛ぶような速さですが、発熱に対応できないと一気に性能が落ち、速度制限を受けてしまいます。
私は実際、大規模エリアの読み込みでたった数秒のもたつきを感じただけで、キャラクター操作がぐっと重くなったことがあります。
数秒の違いとはいえプレイ体験に深く影響するものです。
NVMe向けヒートシンクをつけても、ケース内のエアフローが悪ければ効果は下がります。
その瞬間、数字上の話ではなく実際の体感で差が出るのだと痛感しました。
さらに忘れてはいけないのがメモリやVRMです。
一見地味ですが、システムの安定を支える要であり、FF XIVのような負荷のかかるゲームではほんの僅かな瞬間に帯域を一気に食いつぶす局面が出てきます。
そのとき冷却が弱ければクロックダウンが始まり、じわじわと全体の動作が鈍くなる。
だからこそ最初からケースや冷却をきちんと組み合わせることが肝心なのだと、私は実感しています。
心の安定にもつながるからです。
私は最近、ケースをフロントもトップもメッシュ構造のものに換えました。
結果は大正解。
以前の少し閉じ気味のケースと比べて明らかに空気が通りやすくなり、CPU温度は7～8℃、GPUも約5℃下がりました。
ファンの音も軽くなり、長時間プレイしてもパーツが悲鳴をあげなくなったのです。
その瞬間、私は本心から「これで安心できる」と思えたのです。
パーツ寿命を考える上で、温度ほど明確な指標はありません。
低い温度で安定動作させられるかどうか、それが全ての要です。
どれほど話題の最新CPUやGPUを搭載しても、発熱で性能が抑えられるなら本末転倒です。
逆に、冷却環境を整えておけば同じパーツでも長く安定して使える。
寿命が延びれば投資価値も高まり、その結果より良いゲーム体験が長期にわたり続く。
この循環こそが安定した環境の魅力だと思います。
水冷は「面倒そう」というイメージを持たれがちですが、実際に導入すると快適さは想像以上です。
要は、温度を正しく把握し、それを基に冷却設計を決めること。
ここを面倒がって妥協してしまうと、結局後で不具合や手間が増えるケースが多いのです。
だから、最初からきちんと取り組んでおいた方が長い目で見ると賢い選択になる。
私が本当に伝えたいのは、ゲームを心から楽しみたいなら冷却設計にもっと気を配るべきだ、ということです。
パーツ選びだけでなく快適で安定した環境を整える努力こそが価値を生む。
冷えるPCこそが安心と楽しさを保証してくれる存在になります。
「冷却は土台だ」と胸を張って言えます。
FF XIVゲーミングPC購入時によく聞かれる疑問まとめ
FF XIVを快適に遊ぶためにはどのくらいの予算が必要？
FF XIVを快適に楽しむために必要なPC環境を準備するには、まず「どの解像度とプレイスタイルで遊びたいのか」を明確にしておくことが重要です。
私の経験から言えば、フルHDで快適に遊べれば十分だと考えるなら、おおよそ20万円前後のゲーミングPCで大きな不満なく楽しめます。
実際にそのくらいの金額で揃えたとき、拡張パッケージを含めて十分に快適に遊べましたし、当時は「このくらいで良かった」と心から感じました。
コストを重視するなら、ここが最初の目安になるでしょう。
ただ、少し欲を出したくなる気持ちも分かります。
私自身もWQHDでのゲームプレイに挑戦したとき、より高解像度で描画される鮮やかなグラフィックに心を奪われました。
特にGPUの性能差は体感に直結するので、RTX 5070やRX 7800 XTクラスを選んでおけば安心感があります。
大人数がエフェクトを放つレイドでもカクつかず動いてくれる、その頼もしさに思わず「やっぱり違うな」と声に出したことを覚えています。
しかし4Kの世界を目指すと、一気に話が重くなります。
最高画質の映像を安定させたいなら40万円前後は覚悟しておくべきで、CPUはRyzen 7 X3DシリーズやCore Ultra 7の上位モデルが候補になり、GPUならRTX 5080クラスを選ぶ形になります。
ここまで来ると、もう「ゲームを遊ぶ」という次元ではなく、美しい映像体験を買う感覚です。
スクリーンに広がる世界を眺めているだけで、まるで映像作品を堪能しているような気持ちになり、贅沢だと分かっていながらも「ここまで来て良かった」と感じました。
体験の質。
そこに価値があるのだと実感します。
忘れがちですが、PC環境において冷却やストレージも重要な要素です。
私は以前、ストレージ容量を軽く見ていて、大型アップデートのたびに容量不足に悩まされました。
その後、1TB以上のNVMe SSDに替えてからは、余裕を持ってアップデート作業も進められ、安心感が段違いでした。
また冷却に関しては、空冷のCPUクーラーを選び、エアフロー重視のケースを組んだらプレイ中の騒音がぐんと減り、集中力が保てる環境になりました。
ここを軽視すると本当に後悔します。
思い出深いのは、かつてRTX 5060Ti搭載のPCを導入した時です。
当時は20万円前後の構成でしたが、大規模戦闘でもほとんどカクつきを感じず、思わず「お、これはいける」と口にしたくらいでした。
そのとき改めてGPUの重要さを実感しましたし、負担が大きい場面でも動作が崩れない心強さに、費用をかける意味があるのだと強く思いました。
やはり安心して遊べるかどうかは性能に支えられているのだと痛感しました。
一方で、Ryzen 7 9800X3Dを初めて使ったときには、衝撃を受けました。
特にプレイヤーが密集する都市エリアや、攻撃エフェクトが乱舞する大人数バトルでも、最低fpsがしっかり底上げされ、処理落ちがほぼなくなったんです。
レイドで一瞬の遅延に苛立っていた以前の自分を思い出しながら、思わず「やっと解放されたな」としみじみ呟いてしまいました。
こうした進化を実感する瞬間は、部品選びや構築の苦労さえ報われる気がして、PC環境を整える楽しさを改めて認識させてくれます。
さて、多くの人が迷う点は「過剰性能にどこまで予算をかけるか」でしょう。
フルHDで快適に遊ぶなら20万円クラスで十分ですが、数年先まで見据えて安定した環境を維持したいのであれば、30万円前後の投資は決して無駄になりません。
私もかつて、予算を渋って20万円クラスを選んだとき、数年で「もう限界か」と買い替えを迫られました。
その経験から今は迷わず30万円レベルの構成を勧めます。
余裕があるからこそ、買い替えを急がずに済む。
これが大きいのです。
最後に整理すると、フルHDで満足するなら20万円、WQHDなら30万円前後、そして4Kで極上の体験を求めるなら40万円以上。
実に分かりやすいラインが存在します。
自分がどの位置に満足を感じるかをきちんと考えること、それが最も大切です。
遊び方次第で正解は変わる。
私自身もいまだに「次はもう少し上を目指してみようか」と迷うことがありますが、その迷いこそが楽しみの一部なのかもしれません。
結局、自分の欲求と折り合いをどうつけるか。
そこに尽きます。
配信しながら遊ぶときのおすすめスペックの目安
FF XIVを遊びながら配信まで手掛けようとするなら、私の経験上、多少オーバースペックに思えるくらいの構成を選ぶのが結局は正解です。
CPUとGPUのリソースは常に限界近くで稼働し、ちょっとした処理の重なりで画面がカクッと止まる。
私も大規模レイドで盛り上がっていた瞬間に、配信ソフトの処理とぶつかって動作が一瞬引っかかり、あの冷や汗をかいたことを今でも思い出します。
楽しみにしている視聴者を不安にさせてしまったあの感覚は、もう二度と味わいたくないのです。
それが後から自分を助けることになると強く感じています。
CPUの重要性は、身をもって理解しました。
私が以前使っていたのは一世代前のモデルで、性能的には何とかなるだろうと思っていました。
しかし30分以上の配信を続けたある日、突如として映像が乱れ、コメント欄には「止まった？」という反応が並び、冷や汗がダラッと流れました。
その出来事をきっかけに8コア以上かつクロックの高い現行世代へと切り替えたところ、すぐに安定しました。
正直に言って救われた感覚でしたね。
社会人として仕事でも土台をおろそかにすれば痛い目を見るのとまったく同じ。
配信環境も土台が肝心です。
グラフィックカードも決して軽視できません。
特に拡張パックごとの派手な描写や大規模戦闘でのエフェクトが重なると、中途半端なGPUではきつい。
私はRTX 5070クラスを導入しましたが、街の広場に大勢集まっている中でも映像は安定し、配信ソフトで同時処理を行ってもフレームレートはしっかりと維持できました。
その瞬間「ようやく安心できたな」と深呼吸したのを覚えています。
やせ我慢をしてストレスをためるより、先に余裕を持たせる投資のほうが結局得だと痛感しました。
メモリに関しては恥ずかしい思い出があります。
昔は16GBで足りるだろうと高をくくり、配信にチャレンジしました。
ところが裏で動画を一本開いただけでフレーム落ちが始まり、まともに続けられなくなった。
結局慌ただしく配信を止める羽目になり、視聴者に申し訳ない思いをしました。
そこで思い切って32GBに増設したところ、あらゆる場面での不安が消え去りました。
そのときの解放感は忘れられません。
追加出費以上の価値を確かに感じた瞬間でしたし、あのときケチった自分を烈しく反省しました。
FF XIV単体だけで140GB、さらに拡張パックやアップデートが重なり、加えて配信録画を保存していくと、1TBなど本当に一瞬で埋まります。
私はかつて「まあ1TBあれば余裕だろう」と考えていました。
ところが実際には整理と削除の繰り返しで、ストレスが溜まる一方でした。
2TBのNVMe SSDに切り替えてようやく解放され、ゲーム内での移動時の読み込みも体感できるほど速くなり、とにかく録画容量を気にしなくてよくなった。
これは自分の中で確信に変わりました。
余裕を作る投資は、ストレスを減らす投資と同義です。
冷却環境の軽視も致命的でした。
真夏に空冷だけで挑んだ数時間の配信はまさに地獄そのもの。
CPU温度がじわじわ上がり、やがてクロックダウンして画質が乱れ、汗を拭きながら耐えるだけの時間になりました。
あの不快な記憶は二度と忘れません。
その後、簡易水冷方式に切り替えたら安定性は劇的に改善し、同じ条件下でも配信者である自分の集中力を保てるようになりました。
温度管理を疎かにすると楽しむどころか苦行になると、本当に体で学んだのです。
ケース選びにおいても、昔の私には甘さがありました。
見た目を気にして木目調のケースを選びましたが、冷却効率はまったく考えられておらず、夏場に内部の熱がこもって保存していた録画データがすべて壊れたときには膝から崩れ落ちました。
それ以降はデザインより機能重視。
無骨でもエアフローがしっかりとしたケースを選んでからは、一切のトラブルが消えました。
その変化から「やはり道具選びは見栄より安定」という教訓を得ました。
ここまでの体験をまとめるなら、CPUは現行世代の中堅以上、GPUはミドル上位、メモリは32GB以上、ストレージは2TB NVMe SSD、そして冷却とケースは妥協しない。
これらをそろえることが、配信とプレイを両立しようとする人にとって最も大きな安心につながります。
中途半端な節約は、後から必ず大きな後悔となって返ってきます。
止まらないこと、それがすべてなんです。
安定感が何よりの満足をもたらします。
値段を理由に妥協するのは簡単ですが、後で悔やむより、先んじて投資するほうがずっと楽です。
仕事でも遊びでも同じですね。
最後にもう一度言いたい。
ゲーミングPC おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT R61E
| 【ZEFT R61E スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM：12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P10 FLUX |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CQ
| 【ZEFT R60CQ スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM：16GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7400Gbps/7000Gbps Crucial製) |
| ケース | CoolerMaster COSMOS C700M |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (FSP製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55CW
| 【ZEFT Z55CW スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM：8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R58DD
| 【ZEFT R58DD スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM：8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製) |
| ケース | DeepCool CH510 ホワイト |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R59ABB
| 【ZEFT R59ABB スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM：16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
BTOと自作、経験から見たコスパの違い
この二つの選択肢を前に悩んだ経験は、きっとパソコン好きなら誰しもあるのではないでしょうか。
私自身も何度となく迷い、両方を経験してきました。
そのうえで今強く思うのは、どちらを選ぶかによって得られる納得感がまるで違うということです。
そして同じ「コストパフォーマンス」という言葉を使っても、その中身はBTOと自作でまったく別の意味を持つのだと気づかされました。
BTOパソコンの魅力は、一言で言えば安心感です。
この当たり前の流れが、実は社会人にとってどれほどありがたいものか。
その瞬間に感じる「すぐに遊べる」安心感は本当に大きい。
メーカー保証がつき、修理体制が整っているというだけで、心に余裕が生まれます。
そんな経験を思い出すと、BTOを選んで良かったと深く実感します。
ただし安心感だけで勝負が決まるわけではありません。
自作の魅力は、やはり自分の思い描く構成をそのまま形にできる自由度です。
CPUをIntelにするかAMDにするか、GPUはハイエンドを積むか、それともコストを削って次世代に備えるか。
細かい調整を自分の意思で決めるこのプロセスこそ、自作の醍醐味だと思っています。
例えば私は一度、2TBのSSDを最初から選んでおけば良かったと痛感したことがありました。
当時BTOで選んだ1TBモデルは最新だったので疑いもしなかったのですが、ゲームを増やし始めてすぐに足りなくなり、結局買い足し。
あの出費と手間を思えば、最初から自作で柔軟に構成しておけば良かったと心底思いました。
とはいえ自作にはリスクがあります。
タイミングを外せば痛い思いをする。
それもまた自作の一部です。
私は一度、RadeonとGeForceのどちらをとるか迷い続けて結局購入時期を逃し、結果的に高くついたことがあります。
その時の悔しさは今も忘れません。
社会人になってからは特に、こうした見えないコストの重みを強く意識するようになりました。
冷却も軽視できません。
そこで自作なら、信頼できる空冷か水冷を選び抜き、さらにケースの気流まで考えて構築できる。
このこだわりが、後の安定性に直結します。
私は一度だけ、冷却を軽んじた結果、真夏にPCが落ちまくるという最悪の事態を経験しました。
あのときの絶望感は二度と味わいたくない。
それ以来、私は冷却に徹底してこだわるようになりました。
ただ最近のBTOにも正直驚かされます。
デザイン性の高いケースに、美しく配線された構成。
まさに完成品としての美しさです。
以前私は展示機を見て、「正直ここまでやってくれるのか」と驚嘆しました。
時間をかけてこだわるのも楽しいですが、家庭を持ち、仕事に追われる生活の中で、数十時間をそのために割けるかと言われれば現実的ではありません。
つまり結局のところ、BTOと自作の比較は「どこに時間と労力を使うか」の話なのです。
自作は自由度と節約の可能性があり、挑戦する人にはその分のリターンが返ってくる。
一方でBTOは「すぐに快適に使える」というシンプルで強力なメリットを持っています。
自由を取るか。
安心を取るか。
私が何度も向き合ってきたのはこの問いです。
仕事から帰って夜に少し遊びたいだけのとき、パーツのトラブルで時間を浪費するのは本当にしんどい。
だからBTOを選んだ回も多くありました。
一方で、自分の理想をぎゅっと詰め込んで完成させた自作機が机の上で静かに光る姿を眺めたときの高揚感は、やはり他では味わえません。
その達成感を知ってしまったからこそ、また組みたくなるのです。
最終的にはシンプルです。
自作できる知識と挑戦心があり、部品選びも価格動向も楽しめるなら迷わず自作。
逆に忙しくてトラブル対応に時間を使いたくないならBTO。
それが現実的な答えです。
私はこれまで何度も悩み、自分なりに選び取ってきました。
だから誰かに相談されたときはこう言います。
長く使うためにCPUやGPUをどう基準に選ぶべき？
私はこれまで何度もPCを組んできましたが、ここをケチると必ず後で大きな不満が出る。
だから今お伝えするとすれば、最初の段階でこの二つにしっかりお金をかけること。
それが結局は一番の節約につながるのだと思います。
昔、私はGPUを安く済ませたばかりに、2年足らずで致命的な場面に出くわしました。
仲間とレイドをしている最中に急に画面がカクつき、ボイスチャットで「大丈夫？落ちるんじゃない？」なんて言われる。
そういう経験をして初めて、自分の選択を悔やんだのです。
PCを買うときは心の落ち着きこそが大事。
安心感。
CPUの選び方について言えば、大人数が入り乱れるような場面でその差が顕著に出ます。
GPUがどれだけ強力でも、CPUが処理落ちしてしまっては全て台無し。
街中や大規模イベントでカクつくと、ゲームそのものより自分のPCのことばかり気になってストレスがたまるものです。
最近のCore UltraやRyzen 9000シリーズは、消費電力や発熱のバランスが大きく改善されているので、昔のように冷却装置の音に悩まされることもだいぶ減りました。
だから私自身は、どうせ買うならワンランク上をと決めています。
余裕があるって、それだけで安心なんですよね。
一方のGPUは、ただ最上位モデルを買えば解決という話ではありません。
確かにFF XIVの映像表現は拡張が出るたびに強化されていきますが、重たいAAA最新作のような要求はありません。
だから無理して一番高価なカードに手を伸ばす必要はない。
例えばRTX 5070以上なら、フルHDやWQHDでまだまだ余裕がありますし、Radeon RX 9070 XTあたりにしておけば4Kまで現実的に狙えます。
私にとっては、この「中上位クラス」が一番バランスよく感じられます。
私の経験上、この辺りが正解です。
ただしGPUには一つ落とし穴があります。
なぜなら近年はAIアクセラレーションや特殊な描画技術が急速に標準化されるからです。
これに非対応だと、数年後の拡張で「やっぱり買い替えか…」と絶望する羽目になる。
私は一度これで痛い目を見ているので、ここは特に声を大きくして伝えたいところです。
これを外すと、本当に後悔しますよ。
CPUは実際7年近く現役でいけるものも多いですが、GPUは刷新のスピードが速い。
私の場合、CPUをワンランク上にして余裕を確保し、GPUは中上位を選ぶ構成で落ち着きました。
その結果5年近く快適にプレイでき、改めて「やって良かった」と思えています。
そのときの安心感は何にも代えがたい。
だからこそ強く伝えたいのです。
さらに忘れられないのが、GPUメモリ容量です。
これは軽視すると本当に痛い。
VRAM不足は突然やってきます。
見た目は普通に動いていたのに、大規模コンテンツでキャラクターが増えた瞬間にカクつく。
高解像度テクスチャを適用した途端に激重になる。
私は何度も経験しました。
毎回、「ああ、もう少し積んでおけば」と悔しさが込み上げるんです。
だから今なら最低12GB、余裕を持つなら16GBはほしい。
これを削ると必ず後で泣くことになりますよ。
本気でそう思います。
その場しのぎで「最低限でいいか」と思って買った端末は、数年後にはアプリが増えて動作がカクカクになる。
あの感覚に近いですね。
ストレージやVRAMに余裕がないと選択肢が狭まってしまい、身動きが取れない。
心の余白も同時に買っているのだと思います。
私にとって最も後悔したのは、最初のGPU選びです。
それがあったからこそ、人に相談されたら迷わず同じことを伝えます。
CPUは絶対に妥協せず上を狙い、GPUは現行の中上位を確保する。
この二つを押さえておけば、長期的に安定してFF XIVを楽しめる環境が手に入るのです。
最新拡張での混雑シーンでも、エフェクトが派手に飛び交う戦闘でも、安心して集中できる。
だから私は声を大にして言いたい。
楽しく長く遊びたいなら、最初の選び方で勝負が決まります。
迷わず賢い投資をしてください。
その選択が数年後の自分を笑顔にするんです。