FF XIV向けゲーミングPCの推奨スペックを実体験ベースで語る

Core UltraとRyzen、遊んでみて体感できた違い
雑誌のベンチマークやウェブの記事で眺めても分からない部分が、人の手で実際に操作したからこそ見えてきたのです。
そしてその結果として、Core UltraとRyzenは快適さの方向性がまったく異なる、と私は強く思いました。
どちらかが一方的に優れているわけではなく、自分がどう遊びたいかによって「最適な相棒」は変わってくるのです。
最初にCore Ultraを試したとき、大人数が集まるF.A.T.E.や混雑した都市に飛び込んだ瞬間、その安定感に思わず息をのみました。
視点をぐっと動かしても画面が滑らかに追いついてきて、フレーム落ちが目立たない。
私は長年PCゲームを遊んできましたが、「あ、これはプレイの邪魔をされない」と直感したのです。
素直に驚きましたね。
安心感がすごくあります。
一方でRyzenを選んだ日の夜、じっくり長時間遊んでいると「このCPUの本領はここだな」と感じる場面がいくつもありました。
特に街中を移動するときのロードの短さや、シーン切り替えの軽快さには少し驚かされました。
わずかなテンポの差であっても、それが何時間も積み重なるとプレイヤーの疲労感に大きく影響するんです。
数秒の待ち時間をなめてはいけない。
思わず「こういう積み重ねなんだよな」とつぶやいてしまいました。
私の普段の仕事はエンジニアとしての検証やレビューが多いので、GPUやストレージまで含めた評価をすることがよくあります。
そのためCPU単体でここまで性格の差が出るのかという今回の発見は、とても面白く感じました。
Core Ultraは即応性に力を入れている印象で、アクション性の高いジョブを使ったときに生まれる軽快さは比べ物にならないほど気持ちがいい。
一方でRyzenは長時間性能が崩れにくく、CPU使用率が高い場面でも粘り強く安定して動いてくれます。
この姿勢はまるでベテラン社員が黙って裏方で支えているようで、私は大きな安心を得ました。
守られている感覚ですね。
快適さにも種類があります。
操作にすぐ反応してくれる爽快な快適さと、長く遊ぶ中でじわじわとストレスを減らしてくれる持久力型の快適さ。
例えばFF XIVのような長時間遊ぶMMORPGでは、後者の強さが活きる場面が多いと感じました。
ただし短時間で爽快感を求めるなら、すぐに反応するCore Ultraの方が心地よい。
どちらを重視するかは、その人のプレイスタイル次第です。
BTOの検証ではCore Ultra 7 265KとRTX5070、32GBメモリという構成で、混雑した都市でも平均フレームが高く維持されました。
優劣というより、本当に「性格が違う」という言い方が正しいと実感しました。
数値では見えない、実際の操作感の差こそが一番の判断材料になるんだと改めて思いました。
もうひとつ重要なのは消費電力と静音性です。
Core Ultraは負荷が跳ね上がると一気にファンが回り始めますが、すぐに収束するため耳障りさは少ない。
家族が寝静まった夜中に遊ぶ身として、この差は本当にありがたいんですよ。
深夜に一人で静かに遊ぶ時間。
これこそが私の癒しです。
考えてみると、この違いは自動車選びに似ています。
爆発的な加速を求めれば燃費は落ち、逆に長距離を安定して走るなら鋭さはなくても頼りがいがある。
どちらも正解なのです。
FF XIVのようにCPUへの負荷が大きいゲームはなおさら、GPUだけで判断するのは危険です。
GPU性能が高くてもCPUがつまずけば最低フレームが下がり、結局は快適に遊べない。
それこそが長く環境を維持する鍵だと痛感しました。
私が今の生活スタイルで選ぶなら、Core Ultraに軍配を上げます。
仕事を終えた後の貴重な夜の時間、なるべくストレスを減らしたい。
触れた瞬間に画面が追随してくれる快適さが、まさに今の私にはぴったりだと感じたのです。
ただ、もし一つのコンテンツに腰を据えてじっくり遊びたい方なら、Ryzenの粘り強さが真価を発揮するでしょう。
人によってベストな選択肢は違う。
私はそう実感しました。
最後に強調したいのは、CPU選びは単なる性能比較ではないということです。
それは自分のライフスタイルを形づくる意思決定に近いものです。
どんな遊び方を自分が望んでいるのかを真剣に考え、そのうえで選んだCPUは、単なるパーツ以上の価値を持ちます。
今回の検証は私自身にとって、機械を比べる作業で終わらず、ゲームと生活の向き合い方を振り返る機会になりました。
私にとって、それが一番大きな収穫だったのです。
RTX 50番台とRX 90番台、実際に選んでみて分かったポイント
実際にグラフィックボードを試して強く感じたのは、スペック表やベンチマークの数値だけではどうしても実際の快適さまでは分からないということでした。
数値は確かに参考にはなりますが、FF XIVを何時間もプレイしていると、表面上の数字だけでは説明できない差が浮かび上がってくるものです。
特に「安定して遊べるかどうか」という要素は、私にとって数字以上に重要な観点でした。
そしてこのポイントが、RTX 50番台とRX 90番台を比較する上で最終的に一番の決め手になったのです。
私が実際に購入して試したのはRTX 5070とRX 9070の2枚でした。
両方を並行して使ってみて強く思ったのは、単に平均フレームレートの値を比較するだけでは本当に快適かどうかは判断できないという事実です。
RTX 5070はDLSS 4の恩恵で、都市部のような混雑エリアやボス戦であっても最低fpsの落ち込みをしっかり抑えてくれました。
結果として、プレイ中に余計なストレスを感じにくかったんですね。
対してRX 9070はFSR 4による映像のアップスケールが自然で、映像の力強さと柔らかさを両立してくれる印象を受けました。
どちらも優劣をつけるというより、自分のプレイスタイルによって評価が変わる存在だと感じました。
そのため私の場合、RTX 50番台が見せてくれる「最低fpsの安定感」は、精神的に大きな安心材料になりました。
逆にRX 90番台は「映像表現のリッチさ」で心を満たしてくれる瞬間があり、特に雰囲気を大事にする人ならうれしい要素が多いと感じます。
私はどちらかといえばレイドでの確実性を重視するタイプなので、今回はRTXを最終的に選ぶことにしました。
ここで強く思ったのは、やはり細部の違いが明暗を分けるという点です。
RTXは冷却と発熱コントロールがとても優秀で、ケース内の静音性も兼ね備えているため、夏場でも長時間安心してプレイできる余裕を与えてくれます。
その挙動はどこか最近のモバイル端末を連想させるもので、その点は意外性があって驚かされました。
いい意味で予想を裏切ってくれる瞬間があるのです。
快適さに驚いた。
見逃せないのがドライバの成熟度です。
RTX 5070は発売当初から安定して稼働しており、ゲーム側と大きな衝突を起こすことが少なく、安心して使い続けることができました。
一方でRX 9070はドライバの更新ごとに顕著な改善が見られ、日々進化していくことを体感できました。
手間はかかりますが、育てていく楽しさがあるんですよね。
ただしアップデートを怠ると、急にfpsが落ち込んでしまうリスクもあるため、そこは心構えが必要でした。
価格も判断材料から外せません。
RTX 5070は性能と安定感のバランスが良く、汎用的に使えるため「大きく外すことがない安心枠」としての存在感がありました。
それに対してRX 9070は価格が少し低めに設定されながらも、高解像度環境でしっかりと力を発揮できるため、特にWQHD以上で遊びたいプレイヤーには、心強いコストパフォーマンスを提供してくれます。
「あれ、かなりお得じゃないか」とつい声に出たくらいです。
この驚きは実際に試した人間だけが抱ける実感でした。
心に残る没入感。
RTXもRXも、いずれにせよ公式推奨スペックをはるかに上回る性能を持っているのは事実です。
しかし実際に長時間プレイしてわかったのは、数値の比較だけでは語り尽くせない「体感としての違い」が非常に大きいという点です。
RTXの特徴は、どんな場面でも最低fpsを固く維持してくれる堅実さで、レイドや配信環境など複数作業を並行するシーンに信頼できます。
反対にRXはとにかく「映像美」を優先したい人にとって強烈な魅力があり、大画面環境でプレイしたときには圧倒的な没入感を与えてくれます。
私なりに整理してみれば答えははっきりとしていました。
本気でFF XIVをやり込みたい、特にレイドでfpsが理由の敗北を避けたい、そんな思いを抱くならRTX 50番台を選ぶべきだと断言できます。
一方で、画質そのものを優先し、大画面やマルチモニター環境で豊かな表現を味わいたいなら、RX 90番台の存在はとても大きな意味を持ちます。
これらは私自身が両方を購入して触れ、試行錯誤を重ねたからこそ導き出せた結論でした。
最終的にどうするか。
FF XIVを安定して快適にプレイしたいならRTX 50番台で間違いないと思いますし、映像美に満足を求めたいならRX 90番台が最適な相棒になるでしょう。
両方を試した私だからこそ、この二択が本当に価値のある選択肢だと心から言い切れます。
メモリ16GBと32GB、実際の使い心地の差はどこに出る?
公式の推奨スペックでは16GBで十分と書かれていますし、実際に私も最初はその通りだと思い込んでいました。
しかし、両方を試してみた経験から断言できます。
ゲームをじっくり体験する中でこそ肌で感じるものなんです。
私が最も大きな違いを感じたのは、大規模レイドや都市部で人が一気に集まる場面でした。
16GB環境だと突然フレームが落ち込み、せっかく集中していた気持ちが一瞬で途切れてしまう。
「またかよ」と思わずため息が漏れる瞬間です。
その理由をタスクマネージャーで確認すると、キャッシュが圧迫されスワップが発生していることが多かった。
しかし32GB環境では、そうした不安定さがほとんど姿を消しました。
画面は滑らかに動き続け、気持ちが途切れない。
深夜に一人で「いや、これは違うな」と声が出たくらいです。
配信や録画を並行すると、その差はさらに顕著に現れます。
16GBだとOBSのエンコードが始まった瞬間、途端に重さが出る。
配信中にシーン切り替えが遅れて「なんでいま切り替わらないんだ」と心の中で焦ったこともありましたし、実際にリスナーに突っ込まれて冷や汗をかいた経験もあります。
けれども32GBに替えてからは、余裕を持って録画や配信ができます。
CPUやGPUの負荷が高まっても、メモリの余裕が後ろから支えてくれる。
その安心感に何度も救われました。
そして意外に見落とされがちなのは、テクスチャや高設定グラフィックが消費するメモリの大きさです。
16GB環境でも一応遊べますが、そこにブラウザやDiscord通話を並行させると一気に動作が怪しくなる。
ほんの一瞬止まる、そのわずかな遅延に心を乱された経験は数えきれません。
ゲームはテンポがすべてなのに、そこでテンポが切れるとストレスが積み重なるんです。
32GBなら裏で複数の作業を走らせてもまだ余裕がある。
ブラウザを20タブ開こうが、動画編集ソフトを同時に立ち上げようが、しっかり安定しています。
そのとき私の頭に浮かんだのは「もう16GBには戻れないな」という実感です。
最初は投資過多かと思っていました。
ゲームに集中できるだけでなく、仕事の合間に動画を編集したり資料を大量に開いたりしてもスムーズに動く。
日常の中にストレスがひとつ減るだけで、こんなにも気持ちが軽くなるのかと驚いたのを覚えています。
余裕のある環境。
もちろん、メモリさえ積めば必ずフレームレートが改善されるわけではありません。
GPUやCPUが貧弱なら、それ自体がボトルネックになります。
だからメモリは万能薬ではないのです。
特に高解像度モニターで長時間プレイするとき、この「余裕」はとても大きな価値を持つんです。
疲れている深夜にこそ、安定感のある環境は嬉しい。
翌朝の充実感がまるで違います。
昔は「16GBあれば困らない」と本気で思っていましたから。
けれども最新拡張を試した時、その認識が覆されました。
進化するゲームに対して16GBはすでに余裕が小さくなってきている。
プレイを支える基盤としてのメモリの価値を、今さらながら思い知らされたんです。
例えば最新の大型パッチでは、グラフィックやストレージ性能が話題になります。
けれども裏でじわじわ効いているのはメモリでした。
これからさらに高解像度テクスチャや新しい描画手法が導入されれば、16GB環境ではますますギリギリになり、カクつきが頻発するはずです。
その時「動くだけ」では足りなくなります。
「どこまで快適に、どこまで安心して並行作業ができるか」という視点こそ必要です。
長年PCゲームをやってきた私でも、それは改めて実感する大きなポイントとなりました。
どうするべきなのか。
答えは単純です。
これから先もしっかりとFF XIVを楽しみたいなら、32GBは必要な投資だと思います。
録画や配信を考えているならなおさらですし、たまに長時間腰を据えて遊ぶ人にとっても意味があります。
16GBでも遊べないわけではありませんが、同時に複数の作業を避けなければならない制約がついて回る。
私の経験上、それはもどかしさに繋がります。
そして将来を考えるなら32GBの方が安全です。
楽しさが続く。
この快適さこそが、私にとってPCで遊ぶ価値の本質だと思っています。
疲れを癒し、また明日への力をくれる時間。
私はそう感じながら、今日も夜の冒険にログインしています。
FF XIV用に購入したゲーミングPCをしばらく使っての正直レビュー

WQHD環境でフレームレートを計測してみた結果
これまではプレイヤーが集中する都市部などで映像が一瞬カクッと落ち込み、その瞬間に小さな苛立ちが走ることがありました。
正直、長く遊ぶ上でこうした引っかかりは地味に負担となっていたのです。
しかし新しいマシンに切り替えた今、その違和感がすっかりなくなり、負荷の高い場面でも120fps前後を悠々と維持してくれる。
その安定性には思わず笑みがこぼれました。
実際に使う身としては数字よりもこの安心感の方がはるかに大事だと痛感しています。
特に注目していたのが24人レイドといった大規模コンテンツです。
以前は画面に情報が一気に流れ込む瞬間にフレームが60fpsを下回り、敵の仕掛けに対応しきれずに思わぬミスをすることが何度もありました。
今となってもあの場面を振り返ると「もし固まらなければ成功できたのに」という悔しさが蘇ります。
けれども今回の構成ではそんな心配が一切不要になり、最低でも85fps程度をキープしてくれます。
GPUは最新世代のGeForceを採用し、CPUもCore Ultra 5クラスを選択、さらにメモリを32GBにしたことで余裕が生まれました。
普段はブラウザで調べ物をしながら同時にゲーム、時には通話アプリや配信ソフトまで立ち上げるのですが、それでも動作が重くならない。
この余裕のおかげでプレイに集中できるようになり、気持ちの上で「肩の荷が下りた」というのが率直な感想です。
やはり余裕のある構成は心を軽くしてくれますね。
ただ、ひとつ気になる点もあります。
長時間遊び続けるとGPUの温度が70度を超え、冬の暖房が効いた部屋ではファンが少し大きめに回転します。
その音が耳に残る瞬間があったのは事実です。
もちろんプレイを妨げるほどではなく「まあこれくらいなら許容範囲だな」と割り切れますが、静音性を重視する人であれば何らかの追加対策を考えた方が快適かもしれません。
自分自身としてはここが唯一の弱点と感じました。
それでも今回導入したGeForce系GPUの安定性には感心させられました。
以前使っていたRadeonに対して不満は大きくなかったのですが、細かい瞬間にフレームが落ちたり配信ソフトとの相性で悩んだりすることはありました。
ところがGeForceではNVENCによる配信最適化もあり、ゲームプレイと同時配信でも想像以上にスムーズ。
実際に試してみると「どうしてもっと早く変えなかったんだろう」と思うほどの違いでした。
この感覚は数字上の性能表だけでは絶対に伝わらないと断言します。
実測では通常のフィールドで140fps前後、都市部では100fps前後、さらに特殊効果が重なる場面でも最低85fps近くを記録しました。
ただし、私にとって重要だったのは数値ではなく操作感です。
ボタンを押してから反応が遅れる感触がなく、常に自然に動作してくれること。
操作感が身体にフィットするかどうか。
これまで私は「WQHD以上の解像度を高設定で回すとCPUが足を引っ張りやすい」という先入観を持っていました。
予想が良い形で裏切られた瞬間に、「環境次第でここまで変わるのか」と思わず声を漏らしてしまいました。
もちろん、全員にとってWQHD環境が最適だとは言えません。
4Kの美しさを追求したいなら追加投資が必要になります。
ただし私の判断では、バランスの良さという観点では今のところWQHDが一番だと思っています。
高精細な画質を味わいながらも、フレームレートが安定しているから戦闘のアクション性を損なわない。
見映えと快適さの両方を兼ね備えた、ちょうどいい落とし所。
それがWQHDだと実体験を通じて実感しました。
最後に整理すると、FF XIVをWQHDで快適かつ安定して遊ぶには、CPUはCore Ultra 5以上、GPUはRTX 5070や同等クラス以上、メモリ32GBはぜひ確保しておきたいところです。
この条件を満たせば都市部や大規模レイドも余裕を持って乗り切れますし、余計な妥協をする必要はありません。
私はこの構成が現時点で最も高い満足感を与えてくれる選択肢だと考えています。
結局のところ机上の数値ではなく、自分の手で操作したときの確信こそがすべてです。
それを体感した今だからこそ、私は心から「この環境を選んで良かった」と言えます。
レイドや人が多い場面で動きは重くなるのか実測チェック
オンラインゲームを楽しむうえで、多くの人が気にするのはやはり大人数が集まったときの動作の重さだと思います。
私自身、長くFF XIVを続けていく中で、特にレイドの最中に画面がカクついた瞬間には「頼むから固まらないでくれ」と心の中で叫んできました。
正直に言って、その不安が常につきまとっていたのです。
今の中上位スペックのPCなら、かつてのような処理落ちに神経をすり減らす必要は相当減っていると感じています。
昔を思い返すと、24人のアライアンスレイドになると戦闘開始と同時に映像が紙芝居のように止まり、あの場面ごとに身体が強張ったことを覚えています。
本当なら仲間と一緒に盛り上がるはずの瞬間が、画面の乱れのせいで全て台無しになったこともありました。
あの悔しさ、嫌でも残りますよね。
ところが今の環境では、グラフィックを高品質のまま維持しても、致命的に止まってしまうことは一度もありません。
フレームレートが多少落ちても動き自体はなめらかで、少なくとも焦ったり慌てたりする心配は消えました。
それに、多少の負荷がかかってもプレイが中断されることがない。
それがどれだけ大きな安心感になるか、身にしみました。
あの安心感。
これが何より大きいです。
同じ時間帯に都市部をうろついても、イベント直後の人混みに突っ込んでも、以前のように画面がガクガクになることはなくなりました。
特に印象的だったのは新拡張の初日です。
周囲の反応を見ながら「本当に同じゲームをやっているんだろうか」と苦笑するしかありませんでした。
あの瞬間は、正直なところ自分が得をした気分にさえなったのです。
もちろん、快適さは単純にPC本体の性能だけでは決まらないということもわかりました。
ケース内の冷却設計が効いているせいか、ファンが勢いよく回っても、耳に残る不快なノイズは驚くほど抑えられています。
夏場の高温でも性能低下を感じないのは久々の体験で、以前なら「今日はPCが持つだろうか」と不安を胸にプレイしていたのが嘘のようです。
冷却がきちんと効いているだけで、ゲーム全体がぐっと安心して楽しめる。
あたりまえのように思えるその事実をあらためて実感しました。
さらに言えば、メモリを32GBにしておいたことも絶大な効果がありました。
ゲームだけを動かすなら16GBで十分かもしれません。
でも実際のプレイ中は攻略情報をブラウザで開いたり、Discordで仲間と連絡を取り合ったり、さらには配信を同時に行ったりする場面も少なくありません。
そうなると余裕のなさがボトルネックになりますが、今回の構成なら心配無用でした。
この余裕はただの快適さ以上の意味を持ちます。
ビジネスでも余裕あるリソースこそ真の安定につながるとよく感じますが、ゲームであっても同じことが言えるのだと改めて納得しました。
昔の環境を振り返ると、ボス戦の詠唱を確認するより前に「お願いだからパソコン落ちないで」と祈っていた記憶が残っています。
エンタメを楽しむどころか、精神的に疲労していたのです。
その体験と比べれば、今は別世界。
人が多くても怯える必要はなく、むしろ「安心して挑める」と思えるのです。
そんな自信を得た今では、ゲームの楽しみ方そのものが変わりました。
まるで同じ作品を違う角度から味わっている感覚です。
こうして振り返ると、解決の道筋は明快です。
最新世代の中上位スペックのPCを選んでおけばいい。
それ以上のハイエンドに走る必要はなくても、推奨ギリギリの構成では結局また同じ悩みが繰り返されるでしょう。
せっかくのオンラインゲームですから、大人数で集まって笑い合う貴重な瞬間に余計な不安を抱えなくて済むように、最初から余裕ある環境をそろえた方が得策です。
つまり中上位スペックこそ最適解。
これさえあれば安心して遊べます。
はい、安心できるんです。
安心は楽しさを呼びます。
プレイの質が変わる。
結局そこに尽きるのです。
私にとって今回のアップグレードは単なる買い替え以上のものでした。
数字や性能表の話ではなく、毎日の楽しみを確かなものにするための選択。
その実感こそ今回の最大の収穫だったと思っています。
「やっぱり買い替えて良かった」と。
ゲーミングPC おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54Z
| 【ZEFT Z54Z スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265K 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DH
| 【ZEFT Z55DH スペック】 | |
| CPU | Intel Core i7 14700KF 20コア/28スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster NR200P MAX |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASUS製 ROG Strix B760-I GAMING WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z45CFN
| 【ZEFT Z45CFN スペック】 | |
| CPU | Intel Core i9 14900KF 24コア/32スレッド 6.00GHz(ブースト)/3.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7900XTX (VRAM:24GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7300Gbps/6600Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー 360L CORE ARGB |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN EFFA G08IB
| 【EFFA G08IB スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P10 FLUX |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
ゲーム配信しながらのプレイはどのレベルで快適か
配信とゲームを両立させて快適にFF XIVを楽しむために一番大切なのは、結局のところCPUとメモリのバランスでした。
私自身、いくつもの環境を試してきましたが、グラフィックボードさえ良ければ大丈夫だろうと最初は思っていたのです。
映像をエンコードする作業は地味なようでいて非常に負担が大きく、CPUが非力だとすぐに乱れが出るのです。
私が最初に納得できた環境は、Ryzen 7 9700Xを積んだPCでOBSを動かしたときでした。
都市部の人混みや華やかなエフェクトの戦闘シーンでもフレームレートの落ち込みが感じられず、正直「おお、ここまで違うのか」と声を漏らしたほどです。
長年PCを触ってきた身ですが、ここまで安定するとは予想していませんでした。
思わず笑みまでこぼれた瞬間です。
配信の設定でCPUエンコードにすれば映像は確かに鮮明になりますが、そのかわり負荷は一気に跳ね上がります。
そこで頼りになるのがグラフィックボードのハードウェアエンコードです。
RTX 5070やRX 9070XTクラスなら余裕があり、ビットレートを思い切って上げてもフレーム落ちはほとんど目に見えません。
実際に大会配信を行った際、数十人のプレイヤーが入り乱れるレイド戦であっても視聴者へ滑らかな映像を届けられました。
その時は胸をなで下ろしました。
「ああ、これなら大丈夫だ」と。
逆にCPUをケチると後悔しかねません。
例えばCore Ultra 5 235やRyzen 5 9600のようなクラスを試した際には、負荷が重なるととたんにカクつきが出て、「やはりもう一段上にしておけばよかった」と後悔しました。
CPUは後から替えるには出費も手間もかかります。
だからこそ、最初から上位クラスを選んでおくのが賢明です。
本当にそう思います。
そしてメモリです。
以前は16GBで十分だと私も考えていました。
しかし配信となるとブラウザ、チャットアプリ、配信ソフト、そしてゲーム。
これらが同時に動くと16GBでは息切れします。
今は32GBを積んでいますが、そこで初めて「これでようやく落ち着いたな」と実感できました。
快適さが段違いです。
ストレージについては正直に言うと見誤った経験があります。
1TBのSSDで十分だと思っていたのですが、録画映像を保存していくと半年も経たずに手狭になりました。
そのたびに要らないデータを削除して空きを確保するのですが、この繰り返しに心底疲れました。
今さらながら2TBにしておけばよかったと後悔しました。
録画を日常的に行う人には大容量こそが安心につながります。
ケースや冷却は派手な装飾を求める必要はありません。
長時間のプレイになると、CPUやGPUの発熱は確実に積み重なります。
私が選んだのは前面がメッシュ加工されたエアフロー重視型のケースで、結果的に正解でした。
静音性を維持しながら内部の温度を効率よく逃がしてくれる。
数時間にわたり集中しても不安を感じないのは、この冷却環境のおかげだと強く思います。
落ち着き。
配信の解像度についても試行錯誤しました。
1440p配信ではRTX 5070クラスでも100fps前後を維持できました。
都市部の雑踏でも滑らかに描画され、視聴者から「快適に見られる」と言われたとき、本当に嬉しかったです。
努力が報われた、そんな感覚がありました。
RTX 5080以上の性能と水冷前提の冷却力が必要で、そこまで来ると完全に趣味の領域。
やる人を選ぶ世界です。
私はそこまでは追いません。
重装備すぎるからです。
最終的に私が落ち着いた構成は、1080p配信ならRTX 5060 Tiでも十分安定し、さらに映像品質を求めるならRTX 5070やRX 9070XTを選ぶ、という形でした。
ここまで揃えれば配信環境として十分完成形だと胸を張って言えますし、人にもすすめられます。
結局のところ、快適に配信を楽しむには中途半端な選択ではなく、必要な部分にしっかり投資すること。
FF XIVを配信するならなおさらです。
良いGPU、余裕のあるCPU、そしてメモリ容量。
この三点を満たして初めて、ストレスなく遊びながら視聴者に滑らかな映像を届けられるのです。
その実感は私の中で動かしようがありません。
だからこそ私は声を大にして伝えたい。
「投資を惜しまない方が幸せになれる」と。
安心感。
実感。
価格と性能を見比べて決めるFF XIV向けゲーミングPCの選び方

20万円前後のモデルで実際にどんな動作をしてくれるか
単純な価格と性能のバランスという話ではなく、ストレスを感じずに遊べる安心感を得られることが一番大きな価値なのです。
フルHDはもちろんWQHDでも快適に動作するというのは、数字以上に体験の違いとしてはっきりと出てくるもので、少し前まで感じていた「処理落ちで楽しさが削がれる瞬間」が格段に減ったことに、私は心から安堵しました。
実際、私がこのクラスのPCを導入して最初に挑戦したのは、大規模なパーティープレイでした。
24人が一斉に派手な技を繰り出し、画面全体が光の嵐になる場面でも、動きの滑らかさは途切れない。
以前のPCなら、カクついて「おっと」と身構えるのが当たり前だったので、その違いを見せつけられたときはかなり感動しましたね。
昔の機材に比べれば、まさに別次元。
あの驚きは今でも鮮明に覚えています。
また、この価格帯であればWQHDで144Hzを狙えるのも大変心強いです。
GPUやCPUがしっかり揃っているため、人が密集する街中でも、戦況が激しくなる場面でも突如落ち込むことはほとんどありません。
私は反応が一瞬遅れるだけでゲームの手触りが悪くなるタイプなので、この安定感はありがたい。
おかげで緊張感のあるバトルでも集中を切らさず遊べますし、仲間と一緒の時間を心置きなく楽しめます。
さらにありがたいのはSSDの容量です。
今では1TBが標準的になり、拡張パッケージを入れても余裕があるため、容量不足に不安を感じなくなりました。
昔はHDDを買い足して何とかしようとしてはロードが遅すぎて「ああ、またか」と溜息をつくことも多かったのですが、今はロードが速く、テンポよく遊べる。
待ち時間がないだけで、気分がここまで軽くなるのかと驚いたくらいです。
ただし、良い部分だけではありません。
私の場合、静音性に優れたクーラーを選んでいるので普段は困りませんが、長く遊んでいると部屋全体がじんわり暖まってきます。
そのときに「ああ、ちゃんと空気の流れを考えてケースを選んでおけばよかったな」と気づかされるのです。
昔は冷却なんて大げさだと軽く考えていましたが、今思えば大反省。
快適さを守るためには、地味に大事な要素なんですよね。
フルHDなら余裕。
WQHDでも十分満足。
私は率直にそう言い切れます。
さらに最近話題の生成AIの高負荷テストでもしっかり動いてくれることがわかり、この価格帯のPCが単なる遊び道具以上に頼れる存在だと理解できました。
パートナー。
そう呼びたい存在になったんです。
一方で、デザインや拡張性に関してはやや物足りなさを覚えます。
黒一色のケースに囲まれた部屋は正直なところ味気なく、仕事道具であれば割り切れる部分でも、趣味となるともう少し遊び心が欲しくなるのです。
木目調やガラス張りのケースが市場に増えてきているので、それを眺めるたびに「次は少し冒険してみようかな」と思う自分がいます。
性能と外観、どちらを優先するかは人それぞれですが、私の場合は今後じわじわと見た目の方も重視していくかもしれません。
では、このクラスのPCを最終的に選ぶべきか。
私は間違いなく「はい」と答えます。
20万円前後のモデルは、長時間プレイを安心して楽しむために最適なラインだと思います。
高解像度でも動作が乱れず、将来の拡張やアップデートにしっかり備えられる点は何より心強いです。
長く付き合うからこそ、この安定感が最大の武器になるのだと私は感じています。
静かな安堵。
確かな安定性。
多少の熱や電力量の課題は、生活の工夫で何とかできるレベルです。
ゲームを心から楽しむために、そして一日の終わりを彩る時間を豊かにするために、この価格帯のゲーミングPCを選んでよかったと、私は胸を張って言えます。
長く使うなら注意したい耐久性と構成の工夫
長く付き合えるゲーミングPCを作ろうと考えるとき、真っ先に意識すべきは数値やカタログ上の派手さではなく、日々安心して使えるかどうかです。
私はこれまでに何度も構成を変えてきましたが、そのたびに最初は快適でも次第に熱や騒音で集中を妨げられ、思うように使えない状況に遭遇しました。
そうした繰り返しの経験が、私に「安定性こそが最も重要だ」という確信を与えてくれました。
むしろ、その判断によって結果的にお金や時間の節約に大きくつながったとすら思います。
中でも、私が痛感しているのは冷却と電源の重要性です。
最終的に、通気性を優先したメッシュフロント型のケースに買い替えて、ようやく本当の快適さにたどり着きました。
そのときから、「見た目よりも使いやすさ」「派手さよりも信頼性」という考えが強く根付いたのです。
見た目よりも実用性。
正直これに尽きますね。
CPUの冷却についても同様です。
最近のCore UltraやRyzen 9000シリーズは効率的で、空冷でも十分すぎるほど動きます。
ただ、長時間のレイドや映像編集といった高負荷作業をすると、どうしても排熱の課題が顔を出します。
私は一度、思い切って水冷クーラーを導入したことがあるのですが、そのときはファンの音が大きく減り、夜の静けさの中でも気兼ねなく没頭できました。
あの安心感と集中力の高さは今でもよく覚えています。
静音が与える快適さは、小さなようで圧倒的に大きい。
まさにゲーム体験を支える縁の下の力持ちです。
ストレージについても学びがありました。
PCIe Gen.5のSSDを試したときには、その速さに正直驚かされましたが、とにかく発熱が大きく、ヒートシンクなしでは不安定になる場面も目立ちました。
長期的に見れば速さが過ぎるのも考えものなのです。
結局のところ、スピードより安定が本当の強さだと思います。
メモリに関しても痛い思いをしました。
最初は16GBで十分だろうと考えて構成しましたが、都市部や大型コンテンツで動作が重くなり、ブラウザを開けば一気にストレスを感じる状況になりました。
結局、我慢できずに32GBへ増設した瞬間から、驚くほど動作が軽くなり、毎日の快適さが格段に向上しました。
価格的にも手が届きやすくなっている今、最初から32GBを選ばない理由はもうないと思います。
小さな余裕が生む安心感。
これが日々の違いを大きく変えました。
大きな投資対象となるのはやはりグラフィックボードです。
私はRTX 5070を導入しましたが、描写を高めてもフレームレートは安定し、発熱も気にならず、使い心地としてちょうどよいバランスを感じました。
無理に背伸びする必要もなく、不足を感じることもない――このバランス感覚こそが長く快適に遊び続ける秘訣だと思います。
この言葉が最も近いでしょう。
忘れてはならないのが電源です。
見えない部分だから安価なものでいいと考えがちですが、これは大間違いです。
私も500W台で済ませてしまった時期がありましたが、負荷をかけると動作が不安定になり、不安を抱えたまま作業することになりました。
750WのGold認証電源へ交換した瞬間、PC全体の安定感が劇的に変わったのを覚えています。
数字に表れない安定感。
これが静かに支える基礎です。
長持ちする構成を考えると、答えはシンプルです。
エアフローに優れたケースと冷却にきちんと投資をすること、電源には余裕を持たせること、ストレージはあえて安定志向を選び、メモリは32GB以上を確保。
GPUは無理な最上位ではなく、自分のプレイに寄り添うクラスを選ぶ。
これらが組み合わさり、ようやく5年先でも信頼できるマシンになると私は確信しています。
派手さではなく堅実さ。
ここに尽きます。
私はこれまでの失敗と改善を繰り返しながら、「高性能パーツを揃えるだけでは意味がない」という現実を学びました。
むしろ地味に見える冷却や電源の余裕が、機械を長く支える土台になります。
華やかなスペックよりも、長期的な快適さを支えるバランス感覚。
だからこそ今、胸を張って言えるのです。
長く使えるPCは慎重な選択の積み重ねの結晶だ、と。
信頼できる相棒。
この二つこそが、私にとって長く歩みを共にできるPCを見極める基準となっています。






BTOと自作PC、それぞれを試して気づいた良し悪し
なぜなら、平日は仕事で遅くなり、家に帰ったらすぐにゲームの世界に飛び込みたい。
そんな私にとって、余計な準備がいらず届いたその日から快適に遊べるBTOが心に響いたからです。
正直に言うと、自作PCに惹かれる気持ちもありました。
自分でパーツを選び抜き、手を動かして組み立てた瞬間の感動は一度味わうと忘れられない。
しかし今の私には手軽さこそが最大の価値だったのです。
部品の相性問題や初期不良に頭を悩ませることもない。
注文して届いたら、ただ電源を入れて必要な設定をすれば、すぐにゲームを立ち上げられる。
その瞬間の安心感は、40代の今の私にとって本当にありがたいと感じました。
「動いてくれるだろうか」と不安になる余地がないのです。
だからこそ余計にリラックスできる。
安心感。
デザインも昔とはだいぶ違います。
昔のBTOといえば無骨で業務用のような印象がありましたが、今ではガラスパネルや木目調のケースなど、リビングに置いても違和感のないモデルが増えてきました。
子どもたちに「お父さんのパソコン、なんか格好いいね」と言われたときには、世代を超えて理解してもらえたようで心が温かくなったものです。
ただ、BTOが完全無欠というわけではありません。
どこかで妥協が求められるのは事実です。
たとえば私はメモリだけは特定のメーカーを選びたいタイプなのですが、BTOの標準構成ではほとんど選べない。
SSDにしても性能は十分でも外観やヒートシンクのデザインまでは自由が効かない。
配線の隙間を眺めながら「自分でやれば細部までこだわれるのに」と、正直少し物足りなさを覚えた瞬間もありました。
一方、自作PCには圧倒的な自由があります。
CPUもGPUもマザーボードもすべて自分で選び、組み立てて初めて電源が入ったときの達成感。
あれは何物にも代えがたい興奮でした。
ベンチマークで高スコアを叩き出した時は思わずニヤリとしましたし、あの瞬間にしか味わえない特別な高揚感があるのです。
自動車を自分で組み立てて試運転に出る感覚と言ったら伝わるでしょうか。
これはBTOでは絶対に得られない喜びなんですよね。
しかし、その自由には痛い代償も付いてきます。
価格面のリスクや相性問題の見落とし、そして何より体力的な負担。
ハイエンドグラフィックボードを選んでおきながら電源容量が足りず、急遽大きな電源ユニットを買いに走ったこともありました。
週末丸一日かけて裏配線をやり直して、夜になったときの疲労感といったら半端なものじゃなかった。
もう勘弁してくれ、と思ったのも事実です。
それでも、自作PCが立派に動いてくれると誇らしい気持ちになる。
レイド戦の派手なエフェクトにも耐え、フレームレートが途切れないと「ああ、自分の組んだ機械がちゃんと応えてくれている」と胸が熱くなる瞬間があります。
努力が報われるという実感。
これが自作の中毒性と言っても良いでしょう。
大きな違いはサポート面でも感じました。
BTOなら購入先で保証がついていて、何かあったらサービスに頼れる。
実際、SSDが突然壊れたことがありましたが、ショップに送って三日後には修理済みの本体が手元に戻ってきたのです。
この安心感があるからこそ、忙しい平日も心配なくPCを使い続けられるのです。
逆に自作は、すべて自分で責任を負う世界です。
ある夜、簡易水冷のポンプが止まり、PCが異常に熱を持ってしまったことがありました。
深夜にひとりでケースを開け、ライトを照らしながら配線と格闘する。
40代の今となっては、正直、その消耗感はかなり堪えました。
翌日の仕事を考えると「もう若くないな」としみじみ思ったものです。
だから私はBTOを勧めます。
ゲームを快適に遊ぶことを優先したいなら、BTOが間違いない選択です。
最新の拡張ディスクが来ても、RTX 5070クラスのGPUと32GBのメモリ、さらに1TBのNVMe SSDを搭載したモデルであれば不安なくプレイを楽しめる。
しかも届いたその日からすぐ遊べる利点は、家庭や仕事を抱える世代にとって計り知れない価値があります。
BTOこそ最適解。
もちろん、自作を趣味として取り組む楽しさそのものは否定できません。
ただ、ゲームを心から快適に遊びたい人間にとっては、今はBTOのほうが現実的で幸福度が高いと確信しています。
最終的にどう選ぶべきかと問われればシンプルです。
日常をスムーズにし、ストレスなく楽しみたいならBTO。
これが40代の私が経験からたどり着いたバランスの答えです。
ゲームを支えるPC選び。
答えは鮮明です。
FF XIVを快適に続けるための冷却とストレージまわりの工夫


空冷と水冷、両方使って分かったそれぞれの特徴
私が空冷と水冷を試してきた結果、はっきりと言えるのは「それぞれにはっきりした良さがあり、自分の状況や使い方にあわせて選ぶべきだ」ということです。
仕事や日常に追われる中で、スペック表の数値だけを見て決断できるものではありませんでした。
むしろ、実際に何カ月も付き合ってみて、自分の生活パターンやゲームの楽しみ方にきちんとなじむかどうか、そこが一番の判断基準になる気がします。
冷却方式はただの部品選びではない。
私が最初に空冷を使ったときに感じたのは、シンプルで気楽さがあることでした。
余計なことを考えずにケースに装着して、すぐに稼働できる安心感。
これが予想以上に大きかったのです。
最近の大型空冷クーラーなら、最新のハイエンドCPUでもしっかり冷えてくれますし、騒音も思ったほど気にならない。
掃除といえばケースを開けてホコリを飛ばすだけ。
忙しい平日の合間にわざわざ時間を割かなくても済む。
休日に軍手をしてエアダスターを吹きつける瞬間なんか、むしろ気分転換になって悪くないんですよ。
メンテナンスの肩の軽さ。
これこそ、働く世代にはありがたい要素だと感じました。
一方で水冷を導入したときの衝撃は鮮烈でした。
まず「静けさってここまで違うのか」と思ったのです。
ファンが静まり、あの耳に残る唸り音が消えていく感覚。
夏場で部屋が蒸し風呂のようになったときも、CPU温度が驚くほど安定している。
その瞬間はついにやけてしまいました。
特に私のように配信を並行しながら長時間ゲームをするケースでは、水冷の余裕が大きく効いてきます。
静音の恩恵はただの快適さにとどまらず、集中力を保ってくれる後押しになるんです。
ただ、良いことばかりではありませんでした。
取り付け作業は正直厄介で、ラジエーターやチューブの扱いに苦労しました。
私は以前、240mmの簡易水冷を小さなケースに無理やりねじ込もうとして、配線と格闘しながら深夜に汗だくで作業する羽目になったことがあります。
その時「なんでこんな時間までやってるんだ」と自分に突っ込みを入れましたよ。
翌朝は肩がバキバキで、仕事中もずっと違和感が残っていて、あの経験は本当に懲り懲りでした。
水冷は設置からして、ちょっと覚悟が要るんです。
そして実際に使い続けてみると、ポンプ音が気になることもありました。
小さなノイズですが、夜中に静かな部屋で耳に残るとだんだん気になる。
さらに、「もし液漏れが起きたら」と考えるたびに胸がざわつく。
年数が経てば経年劣化だって避けられません。
製品レビューで「水冷のリスク」という言葉を見ると、それだけで慎重になってしまう気持ちはよくわかります。
技術的な性能だけでなく、心理的な安心感も選定の基準になるのだと改めて思いました。
最新のGPUやSSDを組み込み、システム全体が高温になりやすい環境では、水冷があると本当に助かります。
高負荷でゲームをしながら「温度は大丈夫だろうか」と考えなくていいのは、想像以上に肩の力が抜ける経験でした。
静けさと安定。
この二つが合わさって、気持ちよくプレイに集中できるんです。
言ってしまえば、背中を押してくれるパートナーのような存在なのです。
一方で、空冷の堅実さにも味があります。
ファンが壊れた時でも、部品を買って交換すればすぐに復旧できる。
液漏れやポンプ故障のように、心配の幅が広がらない。
私自身も年齢を重ねるにつれ「手間を減らして安定を優先したい」と感じるようになりました。
そうなると空冷のストレートな扱いやすさは、やはり響いてくるんですよね。
では、どちらを選ぶべきか。
コスト重視や気楽さを求めるなら空冷が合う。
それぞれがきちんと役割を果たすので、一方が絶対に劣っているわけではない。
私は今、配信と並行した長時間プレイが多いから水冷を選びました。
でももし、純粋に短時間のゲーム専用で組むなら空冷を迷わず選ぶでしょう。
答えに絶対はありません。
重要なのは、他人と優劣を議論することではなく、自分にとって本当に必要な快適さは何かを整理することだと思います。
冷却は縁の下の力持ち。
システム全体を黙って支える基盤ですから、軽く扱ってしまうのはもったいない。
だからこそ、空冷か水冷か、自分の心の中で納得できる方を選び切ることが大事なんです。
これだけは忘れないようにしています。
ゲーミングPC おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT R60BJ


| 【ZEFT R60BJ スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B650 チップセット MSI製 PRO B650M-A WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R52I-Cube


「ゲーマーの信頼を獲得するモデル」? 最新かつパワフルなパフォーマンスで魅了するゲーミングPC
「大容量32GB DDR5、高速2TB SSDで非の打ち所がないスペック」? 快速ゲームプレイとデータ処理のチャンピオン
「コンパクトながらも存在感」? クリアパネルで中の美しさも披露する省スペースケース
「Ryzen 5 7600搭載」? スムーズなデイリータスクとゲーム体験をコミット
| 【ZEFT R52I-Cube スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 7600 6コア/12スレッド 5.10GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7300Gbps/6600Gbps WD製) |
| ケース | INWIN A1 PRIME ピンク |
| マザーボード | AMD B650 チップセット MSI製 B650I EDGE WIFI |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CB


| 【ZEFT R60CB スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster COSMOS C700M |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT G28K-Cube


ゲーマーの夢を詰め込んだ、先進性とパワーを備えたモダンバランスのゲーミングPC
優れたCPUに加え、最新VGAのコンボが鮮烈なパフォーマンスを放つ、バランスの良いマシン
小さなボディに大きな可能性、透明感あふれるデザインで魅せるコンパクトゲーミングPC
Ryzen 7の力強さで、あらゆるゲームを圧倒的な速度で動かすPC
| 【ZEFT G28K-Cube スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (8GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster NR200P MAX |
| マザーボード | AMD B650 チップセット MSI製 B650I EDGE WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
Gen4 SSDとGen5 SSD、実際の使用で感じたスピード差
ロード中に身構えたり、都市エリアへの移動にストレスを受けることはほとんどなく、待たされている意識自体が薄いんです。
ゲームの流れを遮られないことが、これほど大事なんだと改めて気づかされました。
安心して没入できる環境。
実はそれが最大の価値なんです。
ただし、大規模アップデートやパッチ配信のときに事情は変わります。
Gen5 SSDが一気に真価を発揮するのはその場面でした。
私が「黄金のレガシー」を導入したときのことを今でも覚えています。
Gen5環境では拍子抜けするほど早くアップデートが終わり、正直「もう終わったのか」と驚いてしまったほどです。
その横でGen4を使っている友人はまだ処理中のバーをじっと眺めていて、少し申し訳ないと思いながらも優越感を抱いてしまったのは事実です。
長く待たされるはずの時間を短縮できる体験は思っていた以上に大きな違いでした。
素直に「速いな」と感嘆の声をあげてしまいましたよ。
けれど良いことばかりではありません。
Gen5 SSDの発熱問題はまさに落とし穴でした。
最初、私はケース付属の小さなヒートシンクをそのまま使っていたのですが、FF XIVを何時間も遊んだあとのログイン画面で挙動が妙に重く感じてしまったのです。
「なんでこんなに遅いんだ?」と違和感を覚え、調べ直して初めてサーマルスロットリングという仕組みを知りました。
その後、大型のヒートシンクに換装したら嘘のように解決。
失敗を通じて学んだ現実の一つです。
体験しないと人間って実感できないんですよね。
痛感しました。
実際、冷静になって考えればFF XIVの用途だけを見るならGen4 SSDで困ることなんてまずないのです。
シーン切り替えで待たされることもほとんどなく、求められる大容量にも十分応えられる。
言葉を選ばず言えば「無理してGen5を買う必要はない」ということになるわけです。
性能と価格と安定性、この3点のバランス。
それがGen4の真骨頂だと私は考えています。
とはいえ、未来志向で考えるとGen5の存在感はやはり無視できません。
グラフィックが豪華でリッチな世界観を持つAAAタイトルはますます増えていますし、それに伴って膨大なデータを扱うようになっています。
そうなれば、現在は小さな違いにしか感じられないSSDの世代差が、将来的には明確な快適さの差へとつながっていくでしょう。
そう感じているからこそ、Gen5への投資が「未来を先取りする選択」になってくると私は思うのです。
私が特に驚いたのはインストール時間の違いです。
Gen4 SSDを使っていたときには15分近く待たされる感覚が当たり前でしたが、Gen5では気がつけば終わっています。
これは、仕事や家庭とのバランスに追われる40代の身には非常にありがたい変化でした。
わずかな待ち時間であっても積み重なれば大きなストレスになりますし、限られた自由時間に無駄を増やしたくはないんです。
プレイの時間をしっかり確保できる。
BTOショップを覗いてみればGen5 SSD搭載のモデルは確かに増えているものの、同容量のGen4と比べてまだ差があります。
人によってはSSDにお金をかけるより、メモリを増設したりGPUを上げたりする選択をするでしょう。
「コストは限りがある。
ならばどこに投資するか」という判断を迫られるのです。
実際、私が他人にアドバイスを求められたときには「多くの人にとってはGen4で十分」と答えるようになりました。
相手の事情と用途を見て判断することが一番だと感じています。
ざっくりまとめると、FF XIV専用であればGen4 SSDで全く不足はありません。
一方で、複数のAAAタイトルを同時に楽しみたい人や、今後数年間はPCを買い替えたくないと考える人にとってはGen5を選ぶメリットがあります。
それがGen5の強みですね。
正直、最初に導入するときには「本当にそれほど性能差があるのか?」と疑っていたのも本音です。
だから胸を張って言えます。
一般的な使い方や費用対効果を重視するならGen4 SSD。
快適さの極致と未来の備えを兼ねたいならGen5 SSD。
私が経験した体験を通して、この二択がもっとも現実的で確かな結論だと今は信じています。
最後にもう一度だけ伝えたい。
普段のFF XIVならGen4で十分。
これが、私の本音です。
SSD規格一覧
| ストレージ規格 | 最大速度MBs | 接続方法 | URL_価格 |
|---|---|---|---|
| SSD nVMe Gen5 | 16000 | m.2 SSDスロット | 価格 |
| SSD nVMe Gen4 | 8000 | m.2 SSDスロット | 価格 |
| SSD nVMe Gen3 | 4000 | m.2 SSDスロット | 価格 |
| SSD SATA3 | 600 | SATAケーブル | 価格 |
| HDD SATA3 | 200 | SATAケーブル | 価格 |
強化ガラスケースと木製ケースを試したときの印象
性能やスペックに目が行きがちですが、実際にはケースそのものが快適さや安心感、さらにはプレイヤーの気持ちに直結していると強く感じたのです。
私は強化ガラスのケースと木製のケースの両方を試しました。
そのうえで言えるのは、高負荷で長時間プレイするならやはり強化ガラスケースに軍配が上がる、ということです。
ただし、冷静に振り返ってみると両者にそれぞれの個性や良さがあり、どちらか片方だけでは語りきれない魅力があったのも確かです。
最初に使った強化ガラスケースは、とにかく見た目の迫力にやられました。
内部が透けて見えるので、自分の組んだパーツ構成がありのままに目に入ってきます。
LEDファンの光も水冷ユニットのライティングも存分に映え、起動した瞬間「おお、これぞゲーミングPCだ」と思わず声が出ました。
透明だからこそ、ただの機械ではなく自分自身がこだわり抜いて作った作品のように感じられるんです。
さらに冷却チェックもしやすく、ファンの回転やホコリの溜まり具合をすぐ確かめられるのがありがたい。
仕事帰りに電源を入れてちょっと調整する、そんな気楽さが本当に心地いいんですよね。
一方で木製ケースに触れたときは、不思議と心が落ち着きました。
木目の温かさが、職場の緊張感を引きずった身体をやさしく包んでくれるような感覚。
リビングの机の横に置いても違和感がなく、むしろ家具の一部として馴染んでくれる。
40代になってからは「生活に自然に溶け込む道具かどうか」がやけに気になるようになったのですが、木製ケースはその点で理想的でした。
強化ガラスが誇る煌びやかな演出とは対照的に、木製は「そっと寄り添う存在感」を持っています。
落ち着き。
ただ、冷却性能の差は無視できません。
ガラスケースだと長時間のレイドプレイでも温度の上昇を目視しやすく、安心につながります。
GPU温度が上がっているのを見たときは、心から楽しむのが難しく感じました。
もちろん追加ファンでの工夫やエアフロー改善の余地はありますが、標準状態で比較するならやはりガラスのほうが信頼できます。
この差はかなり大きい。
それを最も強く感じたのは週末の長時間プレイでした。
木製ケースは数時間経過すると熱がこもり、気付けば肩の力が抜けていた集中力がじわじわ落ちていく。
最初は快適だった環境が途端に不安を覚えるものに変わるのです。
これは精神面にも直結します。
もちろん組み込みの時点でも違いはありました。
木製ケースを海外メーカーから取り寄せたときは、配線スペースの狭さにだいぶ参りました。
あの時は何度も「もう少し考えて作ってほしいな」と独り言を漏らしたものです。
一方で強化ガラスの汎用的なケースは作業がスムーズで、パーツがピタッと収まった瞬間は小さな達成感を味わえました。
ほんの積み重ねですが、この作業感も重要なんです。
それでも木製ケースの家具のような存在感には惹かれる部分があります。
リビングに置いても圧迫感がなく、家族から「あんまり機械っぽくないね」と言われた時はちょっと誇らしい気分になりました。
趣味の延長が家族の生活に馴染むというのは、思った以上に価値があることでした。
インテリアとPCを自然に融合させたい人にはまさに理想的でしょう。
ですが、私が最終的に選ぶのは強化ガラスケースです。
FF XIVのように数時間以上にわたって高負荷をかけ続けるゲームでは、冷却と視認性こそが安心して遊べる条件になる。
安定こそ命。
これがすべてです。
リビング用、家族共有用としてなら居心地を邪魔せず、しかも気分を和らげてくれるからです。
そう考えると、用途に応じて役割を分けるのが一番現実的です。
強化ガラスは高揚感をくれる。
私のように仕事と家庭と趣味を行き来する生活では、このバランスが何より大事になります。
最初に確保すべきは冷却性能。
だからこそガラスケースをメインに選ぶ。
そのうえで木製はインテリア性を楽しみながらサブ機で使う。
この使い分けが、無理なくFF XIVを続けていける方法だと実感しました。
FF XIV用ゲーミングPCを買う前によく相談されるポイント


フルHD環境でRTX5060はどの程度快適に動くのか
私がRTX5060を使っていて一番はっきりと実感したのは、フルHD環境なら本当にストレスなく遊べるという点でした。
高画質設定をオンにしても思った以上に安定していて、多人数が集まるシーンでもフレームレートが急に崩れることがほとんどないのです。
正直、初めて大規模戦闘をやったときに「おや?思ったより全然落ちないな」と驚かされました。
ゲーム中に画面がガタつかない安心感。
この余裕が心を落ち着かせてくれるんですよね。
ただし、常に120fpsを維持してピシッと動かしたいと考えるなら別の話になってきます。
派手なエフェクトが乱れ飛ぶ瞬間には、さすがに苦しいと感じることがありました。
「あともうひと押し欲しい…」とつぶやいてしまう場面が正直何度かありました。
あれを有効にすると映像の滑らかさが一気に改善して、技術の進化に助けられていることを実感できました。
頼もしい存在です。
特に印象的だったのは、新拡張で追加された光の描写です。
以前よりも明暗の表現がずっと複雑になり、VRAMの負荷も目に見えて増えていると感じました。
しかしここで効いてくるのがGDDR7メモリの余裕です。
フルHD環境であれば実質的に不安はなく、fpsが急に落ち込む場面もほとんどありません。
fpsが安定していると、プレイ中のストレスが一段と減ります。
安心できます。
そして意外に大きなポイントだと感じたのが消費電力です。
最近は冷却や電源の設計がシビアになっていますが、RTX5060は消費が控えめなぶん扱いやすい。
CPUもミドルクラスと組み合わせれば十分で、電源に過度の投資をする必要もなくなります。
その結果、静音性にも余裕が出せるのです。
特に夜中にプレイするとき、静かな環境でファンが唸らないのは本当にありがたい。
夜の静けさを壊さないPC環境、これが心地よさを作ります。
もちろん万能というわけではありません。
最高設定を全部盛りにすると時折苦しくなる場面が出てきます。
ただ、影や反射などの設定をほんの少し落とすだけで、驚くほどフレームが安定しました。
数値的に大きな違いが出ているわけではないのに、自分の体感として「ラクになった」と思えるのだから不思議なものです。
数値ではなく体感が大事だと再認識しました。
コストパフォーマンスの面でも好印象です。
フルHD環境をメインにしているユーザーにとって、十分に現実的な選択肢になると思います。
もちろんWQHDや4Kを本気で狙うのであれば上位モデルが必要になります。
ただ、フルHDに絞ればこのカードで物足りなさを感じることは少なく、大半のプレイヤーにとってかなり満足度の高い体験になると私は思います。
欲を言えば、BTO PCのケース設計が冷却と静音に優れていてほしいと感じます。
最近は見た目を優先するスタイルが広がっていますが、長く安定した環境で遊ぶには実用性を優先してほしい。
派手さより快適さ。
遊び続けるための大切な条件です。
ケース一つで印象は大きく変わりますから、ここはもっと注目されてもいい部分だと思います。
私が組み合わせたCPUはCore Ultra 5 235でしたが、この環境で録画や配信をしながら24人コンテンツを動かしてもfpsが60以上しっかり出ました。
それが分かって正直ホッとしましたね。
実用に足る信頼感があるというのは大きいです。
もちろん配信画質を4Kなどに上げたい人には別のカードが必要でしょうが、そうでなければ十分に満足できます。
最終的にどう感じたかと言えば、やはりフルHD環境でFF XIVをしっかり楽しむならRTX5060が最適解だということです。
新しい光や影の表現にも対応できるだけの余裕があり、これから数年間は安心して遊べるカードだと思います。
WQHD以上の環境に進みたいと思った時に初めて上位機種を検討すればいい。
フルHDで遊ぶ目的に限れば、このカードで完成だなと心から思いました。
RTX5060。
フルHDを強く支える存在です。
PS5と比べてPC版だからこその良さ
知人から「PCでやる必要ってある?」と聞かれることがよくあります。
私は迷わず「ある」と答えています。
年を重ねて、限られた時間をどう使うかを真剣に考えるようになった今だからこそ、この違いの大きさを実感しているのだと思います。
PS5の完成度は確かに素晴らしいです。
起動すればすぐに遊べて、動作も安定しています。
でもPCで同じゲームを遊んでみると、ちょっとした瞬間に「ああ、これは別物だ」と思わされるんです。
たとえば画面の美しさ。
PS5が悪いという話ではありません。
ただ、PCに最新のグラフィックカードを積んでみると、4K以上の解像度や高いリフレッシュレートで描かれる世界は、目の奥まで吸い込まれるような感覚をもたらしてくれる。
人が多く集まる場所でも、動きが止まらず滑らかに進む映像に、心が奪われるんですよ。
あの没入感は本当に格別です。
まるで当たり前の空気みたいに。
それ以上に心強いのが拡張性です。
数年先を見据えて、必要な部分だけパワーアップすれば良いのです。
私は最近、思い切ってRTX5070Tiに換装しました。
同じ景色でも、見方を変えるだけでこんなに感動できるものかと、心底驚かされました。
操作面でも、自由度の広さは無視できません。
PS5のコントローラーは本当に完成度が高いです。
しかしPCは、キーボードとマウスを使いながら、一部はパッドに割り振るなど、自分のプレイスタイルに合わせて環境を作れる。
一度この操作感に慣れてしまうと、不思議ともう後戻りできない。
それほど自分に馴染んでしまいます。
周辺環境の相性もPCならではの魅力です。
私はDiscordを使いながら仲間と連携し、気が向けばすぐにTwitchで配信できる。
プロのように凝った編集をしているわけではありませんが、それでも手軽に高品質な映像を残せるのはありがたいことです。
その映像を見て「ただ遊んでいるだけなのに、これは作品みたいだな」と感慨に浸りました。
ゲームを超えた価値があるとすら思えた瞬間でした。
NVMe SSDに変えてからというもの、エリア移動にかかるのはほんの数秒。
昔、HDDで遊んでいた頃は仲間が先にロードを終えて走り出すのを横で待つしかありませんでした。
社会人にとって、この少しの差が積み重なる意味はすごく大きい。
待ち時間の短縮は生活全体の快適さにつながっていきます。
もちろんコスト面でだけ見れば、PS5に軍配が上がるでしょう。
価格はシンプルで、迷う余地のない強みです。
でもBTOパソコンを検討してみると、作業環境や将来への安心感を含めて割安に感じられることも少なくない。
私はRyzen搭載のBTO機に切り替えたのですが、その静かさに驚かされました。
夜中でもファンの音がほとんど気にならず、集中できる環境を得られる。
年齢を重ねて静けさのありがたみを知った今の私には、それだけでも価値があると感じました。
短時間でも濃く遊べる。
この条件を求める人には、PC版こそが理想の環境になるのだと思います。
限られた中で深く楽しむ。
これは大人だからこそ響く価値観かもしれません。
私が最終的に強く思うのは、PCならゲームを長く、自由に、幅広く楽しめるということです。
描画性能にまだ伸び代があるという未来志向。
操作環境を自分好みに調整できる自由度。
そして周辺サービスとの豊かな連携。
そのすべてを含めると、「PCだから体験できる世界」が確かにあるのです。
日々の忙しさに追われる中でも、自分の時間を豊かに過ごしたい。
その思いに寄り添ってくれるのがPCだと、私は心から感じています。
単なる娯楽ではなく、暮らしの一部を支える存在。
そう言ってもいいでしょう。
夢中になれる環境。
ゲーミングPC おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT R59CCA


| 【ZEFT R59CCA スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7900XTX (VRAM:24GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製) SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製) |
| ケース | クーラーマスター MasterBox CM694 |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R59AO


| 【ZEFT R59AO スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CA


| 【ZEFT R60CA スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster HAF 700 EVO 特別仕様 |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN EFFA G08FB


| 【EFFA G08FB スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60BX


| 【ZEFT R60BX スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7300Gbps/6300Gbps WD製) |
| ケース | NZXT H9 Elite ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー 360L CORE ホワイト |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
BTOと自作、今のタイミングで選ぶならどちらが安心?
BTOか自作か。
この選択について私も何度も悩みました。
最終的に今の私が出した答えは、FF XIVを快適に楽しむためにパソコンを用意するなら、BTOが一番安心できる方法だということです。
40代の働く身としては、これが一番堅実な答えでした。
BTOを選ぶ大きな理由の一つは、やはり時間の節約です。
自作の場合、パーツの選定から始まり、相性を確認して、組み立てて、トラブルが起きれば調べて修正して…という工程が延々と続きます。
独身で時間のあった頃はその試行錯誤こそが楽しく、深夜に一人で「やっと動いた!」と叫んだのも良い思い出です。
でも今は残業して帰宅すれば体力も気力も残されていない。
休みの日も家族の用事で動き回る。
そんな中でまた深夜にパーツと格闘するのかと考えると、「正直そこまでの気力はもう残っていないな」と思ってしまいます。
BTOならその不安がほぼゼロ。
メーカーやショップの保証がつき、すべてきちんと組み立てられた状態で届く。
箱を開け、電源を入れるだけでゲームの世界に入れるわけです。
これは本当にありがたい。
そして安定性。
これも無視できません。
私が最近購入したモデルには32GBのDDR5メモリと1TBのSSDが標準で搭載されていて、電源ユニットの品質も優れていました。
システムの動作は非常に静かで、自宅のリビングでも気兼ねなく使えるほどです。
自作していた頃の私は、BIOSの更新を誤って画面が真っ暗になり、慌てて深夜に復旧作業をしたことがあります。
あれは冷や汗を通り越して「もう勘弁してくれ…」という心境でした。
静音性。
これも嬉しい要素です。
もちろん、自作の魅力を否定する気はありません。
むしろ、心のどこかでは「またいつか」と思っています。
パーツを選ぶ喜び、自分のデザインを詰め込んで世界に一つのマシンを完成させる高揚感。
例えばLEDファンできらびやかに光らせたり、木目調のケースで落ち着いた雰囲気にしたり。
どんな方向にも振れる自由さが自作の醍醐味だと思います。
「やっぱりここは自分の手でやりたいんだ」と思える場面では、BTOはどうしても一歩譲ります。
でもリスクも確かに存在します。
パーツ同士の相性は、カタログやレビューを見ても完全に予測できるわけではありません。
これらのトラブルに時間とお金をかけて解決できますかと問われると、今の私にはYESとは言えないんです。
働きながら家庭も支え、休みの日は限られる。
その状況で「失敗も経験のうち」と笑える余裕は正直持てません。
FF XIVは確かに高い負荷をかけるゲームですが、今のBTOモデルなら推奨環境を大きく上回る性能を備えています。
だから高解像度でも滑らかに表示されるし、音も静か。
冒険の世界に入る前に余計な不安を抱えることなく、純粋に楽しむことだけに集中できます。
その瞬間の安心感は、実際に体験してみると心から「これで良かった」と思えるものでした。
私は初めて新しいBTOを起動した時、スムーズな動作を確認できた瞬間に深く息をつきました。
正直「やっとたどり着いたか」とつぶやいてしまったのです。
その安堵感を思い返しながら、「あの迷いや苦労をする前にもっと早く決断しておけば良かった」と思わずにはいられませんでした。
とはいえ、完全に自作の心を失ったわけではありません。
ネットで新しいパーツの情報を見つければ、頭の中で組み合わせを考えてしまいます。
もし木目調のケースに静音ファンを搭載したら、リビングにも合う一台になるのでは。
そう思うと、少しワクワクします。
そうした空想の時間が、今の私にとって小さな楽しみであり、日々の張りつめた気持ちをほぐしてくれる時間でもあります。
今の段階で私自身が出した結論ははっきりしています。
FF XIVを楽しむために新規にPCを用意する人にとって、もっともバランスが良くてストレスの少ない選択肢は間違いなくBTOです。
これなら最新の拡張パックでのグラフィック負荷にも十分対応できますし、配信や動画編集などを並行しても処理落ちしない。
ストレージ不足や発熱といった余計な不安も少ない。
つまり「楽しく遊ぶまでの道のり」が非常に短いのです。
そしてそれこそが、今の私にとって最も大切な価値なのです。
最後に大事なのは、自分がどんな時間の使い方を大事にしたいか、ということです。
趣味に没頭して試行錯誤の喜びを味わうか、それとも手間を省いてすぐに遊びたいか。
昔の私は前者でしたが、今では後者に強く惹かれています。
これが40代の私の、率直な判断であり選択です。
しかし、現実の生活と照らしていま最も大事なのは「限られた時間をどう過ごすか」であり、だから私はBTOを選んで良かったと胸を張って言えるのです。













